F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

待望のマフラー投入(その2)

こんにちは。じろぽんです。

今日はF700GSのマフラー交換の話その2。

 

マフラー挿入部に塗る焼き付き防止剤を買ってきました!

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まずは近所からホムセン⇒ナップスの順で行ったのですが無かったのでアストロへ。

 アストロプロダクツさんに飛び込んでかくかくしかじかと説明するとこのワコーズのスレッドコンパウンドかアストロオリジナルのスレッドコンパウンドを使うのがいいですよと優しく教えてくれました。

 

 

耐熱温度で見るとワコーズは~850℃に対しアストロ製は~1000℃なのでアストロ製の方がマルチレンジなのですが、そこはそれ。私にとってはワコーズは信頼のブランドなのでワコーズのスレッドコンパウンドを選択。

アストロさんでワコーズの取り扱いが始まってて良かった。

でもこの100gはいつになったら使いきるのだろうか?

ネットでももっと少量で安く売って欲しいとの声多数。全くその通りだと思います。

 

ちなみにスプリングリテーナーはこんなこともあろうかとちゃっかりアストロさんの2月のセールで購入していました。

 

【アストロプロダクツ】AP T型スプリングフック

【アストロプロダクツ】AP T型スプリングフック

 

 

ではでは始めましょうか!

 

まずはアクラポマフラーの部品達。

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(1)マフラー本体

(2)防振ゴム?付きのセットスプリング2

(3)カーボンのバンド

(4)カラ―大

(5)カラ―小

 

リペアマニュアルによるとボルトとワッシャーは純正のものを再利用するそうです。

さて役者はそろった。やるぞ!

 

まずはマフラー外し。

マフラーを留めているスプリングとねじは簡単に外れました。

問題はパイプからの引き抜き。

もしかしたら固着しているかな~と思っていたら案の上、ぬっ抜けない!

回し方向や上下方向に交互に力を掛けても抜けません。

思い余ってプラハンマーでガンガンやってもダメ。

これはタガネかマイナスドライバーのようなもので叩かないとだめかな?傷つけたくないな~と悲観的になってきたところでOKグーグル。

困った時は先人の叡知を拝借。

 

「エキパイとマフラーの隙間を狙ってCRCを大量に噴射してあげると抜けやすいです。」

「回しながらか上下に小刻みに動かしながら抜いてあげると抜けやすいです。」

「ゴム手袋だと力が掛けやすいです」

 

ふむふむ。

CRCを噴いてゴム手はないけどいぼ付き軍手でキコキコ動きで行ってみよう。

 

・・・玉砕!抜けないじゃん!

 

さらにOKグーグル。

すると驚きの言葉が・・。

 

「スリップオンマフラーが抜けないのは根性が足りないからだと思います」

 

まじ?

でもこれ言っている人多いな・・・。

よ~し。やってやろうじゃないの!

エキパイの固定部にダメージを与えない様に片手でエキパイを押さえながら体全体を使って血管がブチ切れるくらいの根性でマフラーを引っ張るとなんとほんとに抜けました!

やりましたグーグル先生!根性が足りなかったみたいです!

抜いて挿入口を確認してみると固着していたというよりは嵌め合いがきつめだっただけのようです。嵌め合い部もちょっと錆びてましたけどね。

昔と違ってFIだし排気触媒もあるのでススはかなり少ないようです。

 

ようやく外れたので純正とアクラポの比較。

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体感重量はアクラポは純正の6~7割くらいな感じ?

うん!アクラポは軽いですね。

 

ではでは続いてマフラーを装着!

まずはスレッドコンパウンドを塗り塗り。

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純正マフラーの挿入代は45mmくらいでした。

アクラポの挿入口を確認するとアクラポも45mmくらいのところまで拡管されているので同じくらいの挿入代かな?

なので純正マフラーが差し込まれていたところまでを目指して挿入!

入れる方も硬めですが35mmくらいまでは回しながら入れると入ります。

でもそれ以上は上下にこじったり渾身の力で押しても入りません。

 

う~ん・・。

まっ排気が漏れなきゃOKですよね!ってことで仮組み状態でエンジン始動!

排気音もノーマルより随分静か。

OKOK! 固定のスプリングをスプリングリテーナーを使って引っ掛けてカーボンのバンドを締めつけて完成!

バンドの位置の痕を見る限りは前のマフラーオーナーも同じくらいの差し込みだったようです。よかったよかった。結果オーライ。

 

抜くのと挿入代で悩まなければ10分もあれば十分な簡単な作業でしたが、悩んだ私は1時間近くもかかってしまいました。

 

BEFORE

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凹みが痛々しい・・

 

AFTER

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アクラポの方がカッコイイのかな?

テールエンドのカーボンっていらなくないですか?

 

強度はアクラポの方がヤワそうだから転倒は注意しないといけませんね。

いきなり穴でも開けたら大ショック間違いなし。

そーいえばマフラープロテクターなんて商品もあるのかな?

 

 

あっこれは転んで下敷きになったとき?に火傷しないためのヒートガードなんですね?

じゃいいか。

 

それでは早速試乗!

うん。まずサイドスタンドから起こすだけで軽さを感じますね。

うちのF7はバッテリーもリチウムなので上寄りの重量が大分軽くなっているのでより効果が感じられるのかもしれません。

 

jiropon.hatenablog.com

 エンジンを始動するとアイドリングが静か~。

そして3000回転くらいまでは凄く静かになりました。

いままではあれ何か緩んでいるかな?とかノイズが気になっても排気音で原因特定が難しかったですが、これなら大丈夫。ガタつき音や変なノイズは容易に判別できます。

 

走る時の常用域の3000回転になるとトコトコトコトコ・・・と元気な排気音になっていきます。

音色としてはノーマルの方が好きかも。でも静かな分長距離走行では楽そう。

 

走りのフィーリングはやはり上物が軽くなったので切り返しが軽い。

トップケースを付けているのに付けていない時みたい。

トップケースを外すと更に楽しいかも。

 

エンジンのツキはあまり変わらないかな?でもちょっとだけノッキングしづらいかも。

あとアクセル開閉でのギクシャク感が少ないイメージ。

マフラー出口の排圧がノーマルよりも高めに感じたのでそのせいかも。

排気の抜けがいいのでエンブレが効き辛い的な?

 

今日は時間が無くてちょっとだけしか乗れなかったのでしっかりチェックはまた今度!

 

今日はこれにて終了!