F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

ナンバープレートの脱着に苦労した話

こんにちは。じろぽんです。

 前回F700GSのユーザー車検が無事終わったことはご報告しました。

 

jiropon.hatenablog.com

 ですがちょっとした問題が勃発。

それは車検のシールがでかいことから始まりました。

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以前ナンバープレートの左側の袋ナットを走行中にロストしたことがあります。

この時は単純にダート走行が多くて緩んでしまったんだろうと思い、袋ナットとワッシャーを新しく買って締め付けました。

ワッシャーは少し大径だったのですが、まあよしとしました。

でも新しい車検シールはでかいのでちょっとだけワッシャーと重なってしまってちょっと都合が悪い。

シール貼るのも外しちゃった方が楽だし、くナンバープレートを外してワッシャーを組み換えようと軽い気持ちでナットを緩めようとしたら緩まない・・。

裏から刺さった皿ねじごと共周りしている・・・。

ナットをロストしたので用心して緩まない様にねじロック剤を塗布たのが直接の原因なのですが、この皿ねじなんと工具だ使えない!!

 

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写真は逆光で見づらいですが、上側の十字溝が切られた皿ネジが問題のナンバー取り付けのねじ。

ドライバーが入りません。

じゃあってんでナンバーを取りつけている台座のアルミプレートごと取ればいいじゃんってことで写真下側に見えるナットを緩めようとすると、これまたねじが共周りして緩まないじゃありませんか!!

このねじもなんとナンバープレート側に皿ねじ分の座グリがあって、皿ネジで留まっているんです。

お分かりでしょうか?ナンバープレートがねじの頭を隠しているのでこちら側も工具が入らないのです!!

 

こんな感じ。

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なんだよこの仕様!欠陥品だろレベルの話ですよ!

よくよく見るとナンバーを締めている皿ねじの頭部分にはセロテープのようなものが貼ってありました。

どうやらねじの頭をセロテープで固定してその粘着力で締め上げてあったようです。

だから締め付け力も弱くてナットが緩んで無くなったんだな。

それを私は前回ロクに構造確認もしないでねじロック剤を塗布しちゃったもんだから緩まなくなってしまったんです。ナンテコトダ・・・

でも緩めない訳にもいかないので皿ねじの十字溝部に無理やりマイナスドライバーを差し込み(プラスドライバーは入らないので)回すとガチガチに固まっていて回らない・・・。溝も削れ出す始末。

止むなく樹脂フェンダーに傷を付けながら変形させて無理やりプラスドライバーをつっこんで、おりゃ!

1本は何とか緩みましたがもう1本が緩まない。

でも1本外れるともう1本を中心にナンバープレートが回転するので、ナンバープレートを回してリアフェンダーに留めているねじ頭を露出させて緩め、ナンバープレートの台座のアルミ板とナンバープレートをセットで外すことができました。

取り敢えずフェンダーから外れればしっかりとプラスドライバーを掛けることができるので、インパクトを使って分解成功!

あー良かった。

でも組む時どうしよう?

皿ねじの十字溝も再利用不可なくらい破壊してしまったので代わりを用意しないと・・。

でも同じねじではまたいつ今回のような目に遭うかわからないので対策が必要。

単純にはナンバープレートのアルミベースとリアフェンダーの間にスペーサーを噛まして横からスパナが突っ込めるような隙間を作って、六角頭のフランジボルトなんかにしちゃえばいいとは思うのですが、あまりスペーサーが高いとライセンスランプの光がナンバープレートにしっかり当たらず、夜道でおまわりさんに止められたりするも?(そこまで取り締まりはシビアではないでしょうが・・・)

結構ライセンスランプの照射範囲はシビアですからね~。

とりあえずホムセンに物色に出発!

結論から言うと買ったのはこれ。

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六角溝を切ったステンレス製の皿ねじ(M6x12)。

これならぽん付けで交換できるしライセンスライトの照射範囲も変わらないので安心。

値段の安いユニクロではこれまで付いていたのと同様の十字溝のねじしかなかったので六角溝のあるステンレスにしました。

六角レンチなら細いしトルクを掛けやすいのでなんとかなるはずってことです。

でも2本で300円くらいしました。高っ!!

アマゾンならもっと単価は安かったけど時間が惜しかったので止む無し!!

5本も使わないし。

 

 

で、早速買って帰って取り付け!

まずはナンバーのベースのアルミ板に買ってきた皿ねじをセットしておいて、アルミ板をリアフェンダーに締めつける。(ナンバーを締める皿ねじはリアフェンダーに挟まれる形になるので落下しない。)

続いておもむろに六角レンチでナンバープレートを締めつける。

実際に工具を当ててみると、六角レンチでも少しリアフェンダーと干渉するけど、ドライバーよりは大分マシ。もうリアフェンダーにも傷が付いちゃったしOKOK!

ナンバープレートをしっかり締め上げることができました。

 

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 西日でさらに逆光ダ・・・。見えるかな???

たかが車検シールを貼るだけで大分苦労しました。

ちなみに古い車検シールはパーツクリーナーを使えば割と簡単にはがすことができました。

 


 

古いシールは紙基材のシールの上に透明フィルムで防水してたんですよね。

新しいシールは樹脂基材なのかな?透明フィルムの方が小さくて全体を覆わない。

水に濡れても大丈夫なのかな・・・。かなり心配。

まあ問題が起こるまでは先送りってことで!

 

今日はこれにて終了!