F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

2019年GW 山梨ツーリング その1

こんにちは。じろぽんです。

今年もいよいよGWに突入。

世間様では10連休で盛り上がっているようですが、製造業に関わる身では毎年のこと。

浮かれるよりも混雑が心配なのと体調がイマイチなのであまり予定も立てていなかったのですが、連休中盤は荒天の予報。

晴れてるうちに行こうと急ごしらえで決めたルートが山梨方面。

大月まで高速で行って大月・大菩薩・小菅方面の林道を探索するという計画。

で、今回の道程がこれ。

 

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いつものようにスントトラバースでログを取りました。

(スタートボタンを押し忘れていたので大月の山の中からスタートしています・・・)

 

 

 

 

いつもは素通りしてしまうエリアの林道をつぶしておこうという魂胆です。

 

ちなみに今回事前にスンとトラバースの充電を忘れていて電池残量30%だったので、ログは10秒に1回に設定。

10秒間隔のログだと15時間くらいしか取れないという話だったのですが、結局11時間分のログを取ることができました。

家に着いた時には電池残量0%で点滅してましたが、思ったよりも電池はもつみたい。

 

 

jiropon.hatenablog.com

 

 

さて、快晴の朝でしたが、・・・見事に寝坊。5時出発の予定が6時出発。

連休ではこの1時間の差がでかい。

早速八王子JCTの渋滞で連休の洗礼を受け、何とか8時には大月に到着。

事前にネットで調べたところではこの周辺の林道はゲート閉鎖通行止めという情報が多かったので、今回はノンビリ観光も絡めて行こうと観光からスタート。

 

まずは猿橋

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ツーリングマップルによると桂川にかかる木造の橋で、日本三大奇橋の一つのだそうです。

凄い深い峡谷にかかる橋なので、古くからあるのならまあ確かに凄かろうってなもんですが、起源は610年の推古天皇の時代に遡るそうです。

構造がまた変わっていて、岩に穴をあけその穴に橋を下から支える木を挿し込み、その木にまた木を挿し込んで・・・を繰り返すことで、橋脚も無しに橋を支えるそうです。

で、その木の腐食防止のために支えの部分に屋根がついているんだそうな。

 

それがこれ。

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ふーん。ぱっと見イケてない飾りで屋根が付いているのかと思いましたが、ちゃんと実用的な用途だったんですね。

でもこれは1984年にかけ替えで復元した姿だそうで、古いものではないらしいです。

道理で屋根がトタンだと思った。

日本三大奇橋の一つ。たっぷりと堪能致しました。

あと二つはどこだろう?

 

otsuki-kanko.info

 

次!

続いて岩殿城!

いつもいつも中央道を通っていると見える岩山が気になっていたんですよね。

今回ついに探検・・・と思ったのですが、駐車場に来てみると崖下。

んっ? どうやらガッツリ登らないと城跡にたどり着けないみたい。

いくら観光を絡めると言っても2~3時間もここで取られるのは厳しい。

ってことで、今回は断念!

割と楽しみにしていたんだけどな~残念!

 

otsuki-kanko.info

 

大分観光に時間を使ってしまったので、そろそろ本筋の林道探索へ。

 

まずは目に付いた林道奥山線。

 

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舗装された路面が苔むしており、その上に落ち葉やら折れた枝など色々ある上、最近の雨で濡れているもんだからへたなダートよりも滑りやすくなかなか気を使います。

 

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気を付けていれば問題無いF7の得意分野ではあります。

途中には富士山のビューポイントもあり、ほどほどに楽しめました。

 

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全舗装のまま完抜きした先に少しだけダートを発見。

 

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標準車高化したお陰で、土砂と思われる段差も難なく越えられましたが・・・

 

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ちょっと行ったらコンクリの急坂上に大量のガレキが・・・。

これ以上進んでもハマるだけなのは明白ですが、急坂上のガレキのせいでもはやターンすることも困難な状況に。

仕方なくエンジンを切ってギヤを1速に入れたままクラッチ操作と前ブレーキ+両足立ちでバックで下ります。

時間はかかりましたが事なきを得ました。

ふー危なかった。

 

続いてゲート封鎖されているという話の奈良子林道へ。

運よくゲートが開いていれば良し。ダメでもちょっとくらいダートがあるだろうとの魂胆でしたが・・・。

 

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ダートも無く、これといった枝道も無く残念な結果に。

山梨はゲート封鎖が多い気がします。

過去に通行車の転落とかもろもろ良くないことでも多かったんですかね?

 

ここまで見てきた感じでは大月ではあまりダートを収穫できなそうなので、気を取り直して大菩薩峠方面へ。

 

その2に続く。