こんにちは。じろぽんです。
今回はフロントフォークオイル交換です。
F700GSは2013年式を中古で買ってから一度もフロントフォークオイルを交換していませんでした・・・・。走行距離にして12000km・・・。
中古で買ったのが2013年の冬。初年登録が2013年5月。前オーナーの走行距離が900kmくらいだったので、前オーナーが交換しているはずもなく、初の交換であることでしょう・・・。
これまでなんとなく伸ばしてしまったのは面倒だったからというのもありますが、フロントを標準車高にするためにスペーサー?交換を考えていたので、その時に一緒にやろうかと思っていたからです。
ローダウンから標準仕様に変更するには、アウターチューブとインナーチューブを留めているところのスペーサーを変えればいいだけのようなのですが、そのためにはフォークを分解する必要があるのでいささか面倒なのです。
しかしリアサスをオーリンズに交換したら大分ダート走行性が良くなったのと、お金が無くなってしまったので、ひとまずオイル交換だけはすることにしました。
さて実際の作業です。
まずはフロントアップするために、ステム下のカバーを外します。
うん。なんじゃこりゃな写真ですね。ホースとハーネスを留めている樹脂部品がカバーです。
次にフロントフェンダーを外し、左右のフロントフォークをつないでいるスタビライザーも外します。
で、おもむろにフロントを上げてフロントタイヤを外し、フロントフォークを外します。
フロントスタンドは近所のアストロプロダクトさんで安売りしている時に買いました。確か5900円くらいだったかな?
店員さん曰く耐荷重は250kg?になっているけど200kgくらいの車両で使ったらピポットに差し込む部分が折れて大惨事になりかけた方がいるそうです。怖かったのでアンダーガード下にパンタジャッキも入れています。(フロントを下す時にパンタジャッキの存在を忘れフロントが浮いていたのは内緒のハナシ)
次にフロントフォークトップキャップを外すのですが、これが割と大変。
キャップをサークリップで留めているので、キャップを押し下げている間にサークリップを外さないといけないのですが、これがなかなか大変。
押し下げるのにφ20/長さ50mmくらいの塩ビパイプを使ってかなりの力で押し下げるのに、少ない隙間から指を入れてもサークリップがなかなか外れません。
中心近くを押して下がったところでキャップが上がってこないように注意しながら塩ビパイプを外周側にずらしていき、隙間に指を入れてサークリップを押し下げるようにして外しました。
何とかキャップを外すとキャップとフォークチューブの接触面のインナーチューブ側が錆てます。どうも上の樹脂キャップの隙間から水が入ってしまい、錆てしまったようです。道理で押し下げるのが大変だった訳だ・・・
まめにメンテナンスして確認しないと駄目ですね。
やっとオイルを抜くとすごくシャバシャバで死んだ水みたいな感じです。
この水死んでますよね!な感じ。
うん。これからは心を入れ替えて早めに交換をしよう。
さて、新しいオイルを注入。5Gと10Gを半々ずつで7.5Gをローダウン用の規定量の510ml入れます。
オイルはスズキのを使用。ナップスさんで一番安かったから。それ以上の理由は無いです。
オイルが行きわたるように何回かストロークさせてから油面が落ち着いたところで油面計測。
油面計測はスプリングとスペーサーは外した状態でフルストローク状態で計ります。
規定の175mmより大分高いので、多い分を抜くと30mlくらい抜けた感じ。なんか抜け過ぎじゃないかな・・・。
左右同じ感じなので、いいことにしよう。
キャップを組むのは少し楽ですが、サークリップがはまりそうな溝が2つあるので注意。下側の溝に嵌めて樹脂キャップを付けます。(上の溝に嵌めると樹脂キャップが下まではまらないのですぐに分かります。)
後は部品を逆の順序で組み付けていって完了。
試運転すると減衰がしっとりしていていい感じ。
フォークオイルは硬い10Gを後から入れたので、油面調整で10Gが多く抜けてやわらかめになるかと思いましたが、もともとが劣化が激しかったようで全く問題無し。
次に変える時は標準仕様にしたいな~・・・。
今日はこれにて終了!
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