こんにちは。じろぽんです。
今日は可倒式シフトペダルの話。
F700GSは純正ではシフトペダルは可倒式ではありません。
アドベン系とはいえオフ走行をするのは限定的であることを考えれば当然の選択かとは思います。安くなるしシフトフィーリングもいい。(剛性がある分しっかりとしたフィーリングになり易い)
実際F7の純正のシフトペダルはシフトフィーリングも良くってかなり良いと思います。
しか~し、林道走行前提のうちのF7は可倒式シフトペダルに替えてあります。
ですが、そのシフトペダルがちょっとばかり残念な品という話。
うちのF7のようにローダウンのF7は車高が低いためにダートを走行すると足にはガンガン飛び石やちょっと出っ張った大きめの石が当たります。
それは当然シフトぺダルにも当たる訳で、ある日調子に乗って林道を走っているときに出っ張った石ガッツリ当てて曲げてしまったのです。
最初はシフトペダルが曲がったことに気が付かなかったのですが、走っているときにシフトペダルが足の甲に当たるのが痛くて気が付きました。
F7を停めてシフトペダルを見ると先っちょががっつり曲がり、先端のゴムもどこかに逝ってしまっていたという次第。トホホ・・・。
曲がったままではシフトチェンジ時に少し痛かったのでその場でエイヤッで直したのですが、少し歪んでしまって変速のフィーリングが悪くなってしまいました。
それでも先端ゴムを純正部品で注文したら200円くらいだったのでつけ直して乗っていたのですが、ダートを走る以上またぶつけると思ったのでシャフトを痛める前に替えた方がいい(何度も曲げ直しをするとシャフト部への影響が心配!)と思い可倒式に替えたのです。
それがこちら。
TOURATECHのフォールディングシフトペダルです。
可倒式なのでこれで石にぶつけたり転倒してもちょっと安心なはず?!
しかし私が買った時はちょうど本国からの取り寄せが滞っていたころで、なんと取り寄せに3カ月以上かかりました。
それでも待ちに待ってやっと来たと思って付けて見るとセレーションのカットが甘くシャフトとの噛み合いが悪い・・・。
さらにペダルのアームの部分の曲げ位置が悪いのとアームの甘いエッジ処理とが相まってブーツが傷だらけ・・・。
オイオイ、どんな品質だよ!クレームもんだぞ!!!
と、内心思いつつも根が小心物で面倒くさがりなのでやむなく自己対応。
セレーションの噛み合いが悪いのは仕方が無いのでグイグイ締め上げてなんとか固定。ふ~・・。
ブーツを傷だらけにしてしまう凶悪な形状には合皮を両面テープで貼ってタイラップで止めました。
(ビフォーアフターで写真を撮ればいいのですがいつも勢いで作業を始めてしまうのでいつも作業後の写真しかありません・・・)
可倒部分はアルミなのでブーツに傷は付かないのですが、すり減ってブーツの皮が汚れるのでカバーを付けてみました。
ちなみに足に合わせてペダルの長さを調整できるアジャスタブルフォールディングシフトペダルもありますが、あまりおススメはできません。
調整部分のボルトナットでブーツに傷が付くこと請け合いです。
基本的には製品と使用者の嗜好のマッチングなのでそれぞれの判断にお任せしますが、私にはあまり合いませんでした。
こんな感じ。