こんにちは。じろぽんです。
今日はフロントフォークの標準車高化の話その2。
前回はフロントフォークの標準車高化作業を記事にしましたが、今回はミニインプレと発覚した問題点の話。
まずはミニインプレ。
1)足つき性
意外なことに足つき性はほとんど変わりませんでした。
心持ち高くなったかな?くらい。
足つきに関してはリアサスが支配的なようです。(位置関係を見れば当たり前ですが)
なので、私のようにローダウン車のリアサスをオーリンズなど標準車高相当のものに替えた場合はフ、ロントもダンパーロッドを替えて標準車高化してしまった方がお徳用かもしれません。
ただ信号で止まる時や一時停止で停まる時は足長になった分、ブレーキでノーズダイブしても地面が少しだけ遠くてちょっとだけ足つきの悪さを実感しました。
これはフォークオイルを7.5G⇒10Gにしたのでオイルが硬いことと、フォークオイルを液量で管理した結果油面が上がったせいもあるかもしれません。
ちなみにフォークオイルを指定液量入れたら、オイルを入れて放置してエア抜きしても油面は規定値よりも20mmくらい高かったです。
何を信じればいいか分からない・・・。
2)走行性
走りは若干変わりました。
リアサスだけ替えた状態の時はキャスターが立っている方向なので、舗装路を走る際などは少しだけクイックなハンドリングだったのですが、フロントが足長になったことで少しキャスターが寝てちょっとダルい感じのハンドリングになりました。
曲がる時に少しフロントが大回りする感じでちょっとオフ車っぽくい感じ。
一方で、直線では少しだけフロントが大柄でマッチョになったような乗り心地になりました。
やっぱりフロントが高くなったんだな~って感じ。
3)取り廻し
特に差異は感じません。
跨ったままでの押し歩きがほんのちょっぴり悪くなったくらい。
お次は発覚した問題点。
1)ヘッドライトの光軸がずれた
これは事前にチェックしておかなきゃと気付いていたのですが、作業直前に正規の光軸位置を確認しておくのを忘れました。
ガレージの壁にヘッドライトを当てて確認しておこうと思っていたのに!!
で、とりあえずなんとなくこんなもんかなで下げておきました。
光軸上過ぎだと周りに迷惑ですからね。
今度寄る走って下過ぎだったらちょっと上げることにしました。
2)フロントのブレーキホースが突っ張った
こちらは作業前のフロントのブレーキの位置。
2か所のゴムのタイコをタイラップで留めています。
こちらが作業後のフロントブレーキホース。
逆光で見づらいですが、写真右側のゴムタイコ部分が下に引っ張られてタイラップで留めることができません。
取り敢えずの試走には問題無かったのでやっつけで終了。
留め位置の問題だけなので、今度時間を作ってタイコの位置をずらすか何かして調整しようと思っています。
3)サイドスタンドでの傾きが大きくなった
こちらは以前リアサスをオーリンズにした時にサイドスタンドのゲタを自作した時に撮ったBEFORE&AFTERの写真。
こちらが今回フロントフォークを標準車高化して撮った写真。
イメージ的にはゲタ有り無しの中間ぐらいな感じ。(写真が酷いな・・・)
少し傾きが大きくなったけど不安感があるほどでも無いので、暫くこのままで運用予定。
4)センタースタンドを掛けてもリアタイヤが浮かなくなった
こちらが今回作業前のセンタースタンドを掛けた時のリアタイヤの状態。
タイヤと地面の間隔がわずかに5mm程度!
こちらが今回の作業後。
センタースタンドを掛けることはできるのですが、リアタイヤが接地していて回転しません。
整備出来ないじゃん・・・。
チェーンメンテや洗車の都度にセンタースタンド下に板を挟むのは面倒なので要検討項目。
センタースタンドのゲタ作成か??
安く純正の(標準車高用)のセンタースタンドが見つかればそれが一番ですが、新品で買うとそこそこの値段。
社外品ならこれくらいからあるので悩みどころではありますが・・・
1000~2000円くらいで 小細工できないか検討中。
3歩歩いて2歩下がる的な展開ですが、また楽しみが出来たってことにしておきましょう。
今日はこれにて終了!