こんにちは。じろぽんです。
今回はF7のセンタースタンドを交換した話。
うちのF7はローダウンを買ってローダウン用センタースタンドを取り付け、その後標準車高化に至っています。
で、それに伴ってセンタースタンドもかさ上げしていたのですが、ダートを走っているときにちょっとチェーン辺りから金属音が聞こえる気がして気になっていたんです。
チェーンとローダウンセンタースタンド(かさ上げ加工品)のクリアランスは5mmくらいで、いぢわるでチェーンを 寄せれば当たる感じ。
チェーンとスタンドの双方を確認しても、目立った打痕は無し。
特に問題は無いかな~と思っていたのですが、気になりだすと止まらない。
そこにきて、某オークションでBMW純正センタースタンドがちょっとお安めで出店されていたので、ついついぽちっとな!してしまいました。
それがこちら
新品で買うとばね、ねじ無しのスタンドだけで19000円近くする品が、ばね、ねじ付きで半分以下でゲットできました!出品者さんありがとう~!
ただ問題が少々・・・。
センタースタンドのばねって強力で、組付けが非常に大変なんですよね。
リペアマニュアルにある段取りは、センタースタンドを組付けてからスプリングリテーナーを使ってばねを掛けるというものですが、
一体どんな怪力を想定しているの?
全っ然掛けられませんから~。
ローダウン用センタースタンドを付けた時にもう2度とやりたくないと思ったんです。
しかし、これもひ弱な心臓を鍛える一つの汗活と考えて行ってみよ~!
まずはローダウン用センタースタンドの取り外し。
外すのは簡単。ものの15分。
今までご苦労!
スタンド無しのF7がシュッとしていてスポーティーな印象?
続いて山場のセンタースタンド取り付け。
まずはリペアマニュアル通りにやってみましたが、やっぱりばね掛けられませんでした。
で、今回もばねを掛けてから頑張ってねじを締める戦法。
これだとスタンドのあちこちを引っ張って、引っ張って、調整していけばなんとか・・・なんとか・・・かからん!(汗だく)
ローダウンスタンドは片側にばねを2本掛けるスタイルですが、純正は両方にばねを2本ずつ掛けるスタイル。
2本よりは1本の方が弱いので掛けやすそうなもんですが、微妙に掛けられない。
ローダウンスタンドのばね。
ふ~
しかし、純正スタンドは良く見ると色々と力を掛けられそうなところがあるので、左はサイドスタンドの取り付け部を利用して、木槌の柄をテコにしてねじの穴位置を合わせて、なんとかねじの締め付けクリア。
右側はブレーキのペダルのピポット部を利用して、木片をテコにしてねじの穴位置調整え締め付け完了!
やったぜ!
ねじロック剤は塗布してたんですが、超低粘度のだったから長い作業で流れちゃったかな?
新品のねじならロックタイトのマイクロカプセルタイプのロック剤が塗布されているので安心なんですけどね~。中古だから仕方ない。
今後緩みは要チェック。
そしてスタンドを立ててみるとこんな感じ。
後輪が地面から10mmくらい浮くようになりました。
組む前にスタンドを比較するの忘れたので、組んだところにローダウンスタンドを並べてみる。
長さの違いは10~15mmといったところでしょうか。
純正スタンドは長くなる分、スタンド掛けも少し力が必要になるかと思いましたが、それほどでもなく簡単に上がります。
気になっていたチェーンとの干渉は、いぢわるでチェーンをスタンド側に指でグイグイ寄せても干渉はしなくなりました。
ばねが左右になったせいなのか、スタンドから降ろすときのスタンドの戻る勢いが前より強くなった印象。
がちゃんとちょっとうるさい。
また、走行してみるとダート走行ではスタンドが前より動いてガチャガチャうるさくなった印象。
ローダウンスタンドは、最近はばね力が弱くて戻りが悪かったから却ってうるさくなかったみたいです。
なんにせよ、これでダート走行も整備も安心。
いい汗かいて今日は終了!