F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

林道用パンク修理キットの話

こんにちは。じろぽんです。

 

セローで悩むパンク問題。

エイプ、F700GSは前後チューブレスタイヤなので、タイヤが裂けたりリムを歪めたりする程の被害でなければ自走で帰還可能。

なので、基本ツーリングにも林道散策にもパンク修理キットは持っていきません。

過去にF7のリアタイヤに釘が刺さっていたこともありますが、帰ってくるまで釘には気付かず洗車時に発見したくらいです。

 

jiropon.hatenablog.com

 

てなもんで、面倒の少ないチューブレスタイヤがバイクの選定基準のひとつだったりもします。(F8でなくF7を買った理由の一つ)

 

一方セローもリアはチューブレスですが、フロントはチューブタイヤなのでそうはいかない。

 過去に林道でフロントタイヤをパンクしたことは無いですが、舗装路ではフロントタイヤをパンクした経験はあるのでやっぱり不安。

TTR250に乗っていた時はタイヤ交換くらいは自分でやっていましたが、林道でのパンク修理経験は無し。

ついでに言えば、ガッツリチューブタイヤ用のパンク修理キットを持って行っても、林道でお店を広げるのはできれば遠慮したいところ。

結局TTR250に乗っていた時はパンク修理キットと空気入れは持って行ってましたが、幸いにして使用することはありませんでした。

 

あとお守りで持って行ってたのがこれ。

ホルツのタイヤウェルド。 

 

 

www.holts.co.jp

 

充填タイプのパンク修理キットですが、なんとチューブタイヤにも使用可能。

これだけで穴も塞いでタイヤにガス充填もできるという優れものなんです。

林道でパンクしても取り敢えず下界に降りてバイク屋に駆け込めればしめたものですからね。

幸いにしてTTR250ではパンクしなかったので、使用経験は無くその実力の程はふめいですが。

使い方としてはタイヤに刺さった異物を除去して、空気を全量抜いてバルブから液を噴射するというもの。

そうすると発泡ゴムが穴を塞いでガスが充填されるといった次第。

3ミリ以上の穴や裂け傷には効果がないそうですし、チューブタイヤならより小さな穴出ないと対応できないとは思います。

メーカーのページにはあまり技術的な記述が無くて詳細は不明ですが、廃棄方法があるのが親切だな~と思います。

その時気が付いたのですが、昔のタイヤウェルドをどこに仕舞ったか覚えていない。

廃棄した記憶は無いし、知らないうちにガレージで暴発してベタベタになっているのはやだな・・・。

ガスものはこれもあるから後々問題ではあります・・。

サバゲー用に買ったガスガンのフロンガスの処分でも苦労しました。

 

ちなみに、このタイヤウェルドは使用後は内部が硬化しないベタベタの液で汚染されてしまいチューブタイヤならチューブ、チューブレスタイヤならタイヤの交換が必須らしいです。(中にはパンク修理できたという方もいるみたい)

なので、緊急避難的に使用してバイク屋に駆け込んだ場合はパンク修理剤を使用したと伝えるのがマナーだそうな。

ネットのインプレを見る限りは、役に立ったという方と役に立たなかったという方が半々ぐらいなイメージ。

それこそ私が持ち歩いていたのも20年も前のことですし、未だに使われていることから信頼性はそこそこあるみたいです。

本当に使えないものならば当然淘汰されているでしょうから、結構役に立つのだとは思います。 

 

一方で20年も経ったんだから他にもなんか良いものがないかとナップスさんに偵察に行ったら置いてあったのはスリーボンドのタイヤパンドー。

 

www.threebond.co.jp

 

接着剤の雄スリーボンド製なのでなかなか信頼できそうな感じがするのですが、メーカーの技術紹介などは特に見当たらなく、問い合わせしないと分からなそうな感じ。

専門メーカーらしい敷居のさがユーザーとしては不満ではあります。

ネットで使用感を調べる限りはホルツのタイヤウェルドと同じ感じで、役に立ったり駄目だったりの様子。

モノとしては硬化しないベタベタの粘着剤の中に繊維状の穴塞ぎ材が入っていて、穴を繊維状の穴塞ぎ材とベタベタの粘着剤で封をして内部ガスを保持するという仕組みのようです。

実際に使用された後にチューブをカットして確認された方の記事がネットに上がってますが、どうもこれら2つの商品はベタベタの液のなかに繊維状の穴塞ぎ物が添加されていて、上手いこと穴にその繊維が詰まれば空気漏れが収まるんだけど、ベタベタの液自体は硬化しないのでパンク修理効果は長続きしないみたいです。

で、この硬化しないベタベタの液が普通のパンク修理をしようとするときにパッチの接着を妨げるのでチューブ交換が必要ということのようですね。

あとチューブ内にベタベタの液がある状態で空気圧の測定とかもしたくないですよね。

ゲージが壊れそう。

値段もホルツよりちょっと高いし、ナップスさんでは他に目ぼしいものは無し。

オフ車以外はほとんどがチューブレスタイヤになってしまったのでチューブタイヤ用のパンク修理用品なんて進化をやめてしまったのかもしれないととぼとぼ帰ってきました。

 

ネットで探してもホルツとスリーボンドの修理剤の他に見つかるのは自転車用のパンク修理キットくらい。

 

 

バイク用のチューブタイヤ対応の手頃なキットってないもんなんですかね?

或いはチューブレス化とか?

 

 F8ならまあちょこちょこ見ますが、セローでチューブレス化ってのはどうなんでしょね?

 

 

これはお守りホルツで決まりかな~とか思っていたんですが、最近Amazonから商品紹介メールが来ました。

 

www.motul.com

 

モチュールのP3タイヤリペアー。

これもチューブ・チューブレスを問わず使用できる簡易パンク修理剤ですが、空気に触れると硬化してネバネバが残らないので、使用後にパンク本修理を妨げないのだそうな。

使用できるのは2トンまでの自動車、オートバイ。

穴塞ぎ材の他に充填ガスも入っているので、空気入れは不要ですが車も対象の品なのでバイクだと充填しすぎの懸念もアリ。

充填後に15km程度で10分走行する必要があるらしいですが、走行後に空気圧を確認してくださいとのこと。そりゃそうでしょうな~。

さらにその後数百キロ走行が可能とのうたい文句。

15kmで10分走るのって場所によっては大変そうですが、数百キロ走行可能ってのはありがたいですね。

使用後にバイク屋に駆け込まなくても帰宅するまで大丈夫そう。

ネットで使用インプレを見ても中々評判は上々。

これでいいや~とぽちっとな。

Amazonの商品紹介メールも役に立つことがあります。