こんにちは。じろぽんです。
そろそろ冬眠から覚めて走り始める季節。
毎年この時期は何かとバイク関連の出費がかさむものです。
今年は前から気になっていたオーリンズのフロントフォークスプリングを買ってしまいました。
率直なところ、F7の純正フロントフォークのクッション性に不満とか不具合は全く無いので、無ければ無いなりに何も問題は無いのですが、オーリンズのフォークスプリングっていうものを一回使ってみたかった!
で、オークションサイトなどを覗いていたら、お手頃価格で出品されていたりして・・・。
で、疲れていたもんだから、ついついポチっとな!てな具合。
うん、最近こんなの多いな。
鬼滅の刃は心が揺さぶられる素晴らしい作品で、まだ読んでいない方は読んだ方がいいと思います。
まあ、苦しい毎日を生き抜くためには目の前にニンジンが必要なので、多少の出費は止むを得ません。
で、届いたのがこちら。
一応物としてはほぼ未使用とのうたい文句。
ただ、率直なところスプリングを見て使用状態を知るのは難しいですよね。
ここは出品者さんを信じましょう。
箱がボロボロだけど・・・大丈夫ですよね?
スプリングの他に付属品は小さなステッカーと説明書ペラ1枚。
取り付け方はシンプルにスタンダードとおんなじ容量で組付けてね!という簡単なもの。
これが本当にオーリンズのスプリングなのか?
ネットで調べたところではスプリングに刻印が入っているとのことだったので、確認すると・・・。
片方の端面に刻印がありました。
WEBIKEさんの商品ページに載っている商品番号と一緒だから、多分本物ってことで問題無いかな?
何気に国内正規代理店のラボカロッツェリアさんでは扱いが無いですね。
WEBIKEさんのは並行輸入品なのかな?
スタンダートスプリングとの比較。
上がスタンダード、下がオーリンズ。
少しオーリンズのバネの方がピッチが荒いように見えたので、寸法等確認してみました。
STD オーリンズ
外径 Φ33.6 Φ33
線径 Φ5.6 Φ5.1
自由長 550mm 548mm
巻き数 55巻き 48巻き
いずれのバネも途中でピッチ・線径・外径をいじってないシングルレートのように見えます。
ツラーテックのだと途中でピッチが変わってますね。
シングルレートのスプリングは調整しやすいので、調整しながら使う人に向いているんだとか。
めんどくさがってセッティングしない私にはオーリンズは本当は向いていないのかもしれない。
リアサスもちっとも調整してないし。
WEBIKEさん情報ではオーリンズのバネレートは7N/mm らしいですが、純正のバネレートが分からないのでオーリンズにすると柔らかくなるのか硬くなるのかすら良く分からない。
材質が分からず特に計算はしてないのであくまで感覚ですが、数字を見比べる限りはオーリンズの方が軟らかいんじゃないかなって印象。
持った感じではSTDの方が硬そうだし。
ちなみにF800GS用のスプリングレートは5~6N/mmの3種のラインナップで、F800Rだと9N/mmなので、ダートをあまり想定していない中途半端アドベンチャーのF700GSはその間くらいって感じなんですかね。
スププリングの表面を細かく見るとオーリンズはうたい文句通り表面の凹凸がSTDよりも大分少ない印象。
確かに作動時にオイルをかき乱さないんだろうな~って感じ。
ついでに言うとオーリンズのスプリングはちょっと茶色みかかった色。
なんか高級感のある印象ではあります。
今のところ交換用のフロントオークオイルがまだ届いていないので、今日のところはこれでおしまい。
早く試してみたいな~。