こんにちは。じろぽんです。
先日オーリンズのフロントフォークスプリングを組み込んだ話をしました。
今日はその性能確認に行ってきたのでその話。
まず走り出して感じるのは舗装が悪いところでの凹凸によるフロントの暴れ具合が少ないこと。
ギャップに入っても跳ねる感じが少なくて、タイヤが路面に追従している感じ。
この辺はのやっぱり純正よりオーリンズの方がバネが軟らかいのかもしれないと思わせます。
軟らかくしなやかに路面に追従する感じ?
路面から受ける振動も少し減った気はしますが、エンジンからの振動が大きいので良く分からない。
エンジン振動を少し減らせたら手が快適になりそうなんですけどね~。
オーリンズ効果もちょっと乗っただけではただのプラシーボ効果かもしれないので、そのまま山を目指します。
鎌北湖周辺のわずかに残るダートを走ってみてもやはり跳ねが少なく走りやすくなった感じ。
うん、いいね。
やっぱり純正F7はロード寄りの設定なんでしょうね。
ダートや荒れた路面ならもう少し柔らかい足の方がしっくるくる。
しかし、コロナのせいか今まで人を見かけなかったような山の中で小さい子連れの家族連れが歩いていてちょっとビビる。
みなさん遭難しないように気を付けてくださいね~。
もう少し荒れた路面で試してみたいな~と少し探索。
横手駅付近で新たなダートを発見。
細かいジャリジャリでリアタイヤがグリップしない。
そろそろタイヤを替えないと・・・。
ちょっとした挙動の違いなんだけど、荒れてくるほどに操りやすい。
今までちょっと跳ねていたギャップで跳ねないことで、タイヤ1本分くらいラインが正確に走れて、安心感アップ。
かと言って踏み込めるところが急に増える訳でも無く、急坂などは歩いて探索。
まだまだ奥があるけど、ツルツルタイヤのF7ではこれ以上踏み込むのは危険と判断。
今度セローかエイプで遊びに来よう。
戻って枝道も探索。
割と調べつくしたと思っていたけど、まだまだ探せばダートはあるもんだ。
距離は大したことないですけどね。
すぐに行き止まり。
国道299号線に戻ってしばらく走るとダートらしきものを発見。
下の写真は出てきたところ。
このダートもすぐに行き止まりでしたが、白い花が咲いていて綺麗でした。
最後は土砂崩れで進入不能。
オーリンズのスプリングはプラシーボ効果くらいかと思ったけど、荒れた路面だと明らかに操りやすい(気がする)。
あんまり期待していなかっただけに嬉しい誤算。
ただ、オーリンズのスプリングに対してはフォークオイルが少し硬かったかな~って印象。
オーリンズのスプリングを入れるならG10ではなく、純正指定のG7.5くらいの方がいいのかもしれません。
最後にワインディングを少し走って帰路に就きます。
久しぶりに奥武蔵グリーンラインに入ってみると通行止めは解除されていました。
ワインディングではオーリンズだからといってそれほど違いは感じられませんが、ところどころで荒れた路面などに出くわすとやはりおさまりがいい。
オーリンズはキチンとした舗装路よりはダート走行や荒れた舗装路でこそ真価を発揮するようです。
暫く走っていると顔振峠付近で見慣れない塔を発見。
平成になってから作られた割と新しい二重の塔でした。
塔の近くからは顔振峠の絶景。
更に暫く走って関八州見晴台へ。
久しぶりに足で登ってちょっとだけ運動。
今日はガスっていて遠くまで見えないけど、条件が良ければ房総半島まで見えるらしいです。
しばし休憩。
刈場坂峠に到着。
ついこの間まで通行止めでしたが、開通していました。
真新しい舗装路もあって、がっつり崩落していたんだろうか?と思わせます。
最近通行止めの影響で都幾川方面ばっかりだったので、ちょっと戻って越生方面に下る。
途中ちょいちょい行き止まりダートをつまみ食いしながら、気まぐれでいつもは素通りする龍穏寺を参拝。
重厚な山門が歴史を感じさせます。
山門を抜けた先には熊野神社が。
こちらも由緒あるお社のようです。
何でも昔は村人が参拝することが許されないくらい格式が高かったんだそうな。
しっかりとお参り。
龍穏時のお堂近くの住居?には太田道灌を大河ドラマにののぼりが。
この署名で何か変わるのかな?
有名な龍穏時でしたが、私が行ったときに居合わせたのは帰る時に来た家族連れ2組のみ。
駐車場は広いですが、意外と人がいませんでした。
ノンビリツーリングも楽しみましたが、最後にオーリンズのフロントフォークスプリングについてまとめてみると、
・ダート走行や荒れた舗装路では挙動が穏やかになりいい感じ。
・ちゃんとした舗装路でもしっとりとした動きで振動が少なくなる気もするが、大きな変化ではない。
・休憩無しで走り続けても足回りがバタつかないのはスプリング表面を鏡面仕上げしてオイルが泡立たないから?
オーリンズのフォークオイルを使うとより一層いいのかも?
・交換は簡単なので、純正よりも上質な乗り心地やダートでの挙動の安定性を求めるなら結構おススメ。
こんな感じ。
個人的には大満足な一品でした。