こんにちは。じろぽんです。
先日セローにグリップヒーターを取り付けた後、エンジン警告灯が点灯してしまいました。
一番怪しいのは直前に作業したグリップヒーター取り付け作業での不具合ですが、作業写真を見る限りでは結線忘れしたコネクターも無いので、おかしいな~って感じ。
これはきっとメインスイッチの回転が不足してたところで始動しようとセルを回してしまったため、何がしかの回路導通不良を誤検知してしまったのだろうと思い、ネットを検索。
すると、似たような感じでエンジン警告灯が点灯してしまった方の記事を発見。
その方は激安OBDⅡスキャンツールを使って警告灯消灯していたので、真似してみたところ見事消灯に成功!
以下、段取りを記載しておきます。
先人の皆様ありがとうございます。
まずはOBDⅡスキャンツールELM327を購入。
V1.5仕様とV2.1仕様がありますが、セローにはV1.5でないとダメとのことだったので、V1.5を購入。
初期不良がたまにあるようですが、値段を考えればある程度は仕方が無いでしょう。
1400円くらいの機器でOBDⅡスキャンできるってちょっと震えます。
さらにセローではコネクター形状が違うので、変換コネクターを購入。
安心のキジマ製だけど、OBDⅡスキャンツールより高いという約3000円・・。
少し腑に落ちないものを感じます。
原価はこんなに高くないと思うけどな~。
よく探せば2000円以下のものもありました。
こっちでも良かったかもしれない。
セロー用は3品ピンコネクター。
OBDⅡスキャンツールのELM327は安っい中国製らしいですが、簡単な日本語の説明書も付いていて安心。
更にこのELM327はBluetoothでスマホに接続して、診断結果をスマホに表示するので、アプリをダウンロード。
先人の叡知に従って、Torqu liteを選定。
無料アプリだけど、エラ診断とエラーの消去が出来るとのこと。
有料版もあるけど、有料版の方はバグが放置されているとの記述もあり、今回のエラー消去だけなら有料版の必要性は感じませんでした。
で、道具立てが揃ったところでいざ!
ちゃちゃっとサイドカバーを外して診断用コネクターを取り出し。
ちょうどコードの裏になっていて見えないけど、バッテリーの後ろでゴムパンツに吊られたコネクターがOBD用のコネクター。
早速接続。
OBD回路は常時通電とのことで、確かに接続するとすぐにELM327のランプが点灯。
ここでTorqu liteを立ち上げてELM327とBluetooth接続。
接続が完了したところで、Fault Codesでエラーコードを表示させようとしましたが、ECUと接続されていませんと表示され、初期不良品かと焦る。
メインスイッチをONにするんだっけ?とメインスイッチをONにして20秒程度待つと、ECUとの接続が確認できました。やった!
で、エラーコードを表示はShow logged faultsを選択。
エラーコードはP1601でした。
サービスマニュアルによると、サイドスタンドスイッチのコネクタが抜けているだショートだかでエンジン始動できず、エンジンの強制停止されると表示されるエラーのようでした。
前回サイドスタンド周りのコネクターはいじっていないので、キーの回転不足のままセルを回して始動できず、その後キーOFFしたのが原因なのでしょう。
こんなことでエンジン警告灯が点きっぱなしにされても困りますけどね~。
これの消灯のためにバイク屋行って診断料3000円とかマジあり得ない。
今回ELM327と変換コネクターで4000円ちょっと使いましたが、もう一回エラー消灯すれば元が取れる計算。
ELM327がすぐ壊れたという話も散見されるので、次も使えるかは分からないけど・・・。
まあ何にしても、これで安心してセローを走らせられます。
グリップヒーターもほかほかで快適快適!