F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

F700GSのしゃっくり  ~その1~

こんにちは。じろぽんです。

 

F700GSの車検が済んで喜んでいたのも束の間。

F700GSに新たな問題が・・・。

 

事の始まりはユーザー車検を受けた日の午後、車検が済んでルンルンで、久しぶりに山にでも行ってみようかと走り出しました。

暫くは暑いながらも快調だったのですが、途中からなにやらおかしい。

走っているときに突然しゃっくりしたかのように加速がダウンする現象。

 

ん~??なんだ??失火?ガス欠??燃料ポンプ故障??

急な夏日でおかしくなった?

燃料計を見るとまだ満タン状態で、走行距離にして100km程度なので、まだガソリンはタンク半分以上あるはず。

最初のうちは気のせいかと思っていたのですが、段々頻度が上がってしまいにはエンストまでするようになりました。

 

もうそうなると山に幾度頃の騒ぎではありません。

まず家まで帰れるか??

幸い暫くは調子が悪いながらも走れていたのですが、段々と走ることすらままならないくらいにパワーダウンやエンストを繰り返す始末。

最初は先日リアフェンダーと燃料タンクの干渉を発見したので燃料漏れか?とか、バッテリーが弱って点火しないとか、ハーネス断線で失火とか?色々と疑っていたのですが、車体をクンクン嗅ぎまわってもガソリン臭くもないし、燃料漏れの浸みも無し。

かといってセルは快調に回るし、メーターには故障ランプが点くということもなし。

 

去年まで乗っていたクルマでもイグニッションコイルの故障で点火不良を起こしてましたし、暫くエンジンを止めてエンジンが冷えるとほんの少し改善するので、イグニッションコイルの断線系を疑い始めました。

ダイレクトイグニッションだから部品代高そうだな~などと考えながら走っていたら、ついに長い橋の上で走行中にエンスト。

その後惰性で走っている間にセルをぎゅるぎゅる回しても再始動せず・・。

幸い速度がそれなりに出ていたのと、橋の傾斜ピークまで登っていてあとは下りだったことから、ハザードを焚いて路肩を惰性で走りなんとか橋を渡ることはできました。

 

ヤバイ走らない・・・。

本当にガス欠かな~、メーターだか油量計も故障?とか思いながら燃料キャップを開けてみると、満タンでは無いですがまだガソリンが残っているのが見える。

 

ん~、取り敢えずガソリンが腐っているのかもしれないし、満タンまで給油してみようか?

祈るようにセルを回すと何とか始動できました。

ん~?なんか良く分からない症状だな?

ネットで検索してみると、F800GSで同じような症状が出た方がいる模様。

その方は燃料がタンク半分以下になると同じようなしゃっくり症状が出る、暑い日の方が頻度が高い、調べてみると燃料タンクのセイフティバルブ交換で治った方がいるようなことが書いてありました。

下図3がセイフティバルブでこれが詰まるとタンク内圧が上がって燃料ポンプが燃料を送れなくなるんだとか。

暑いと悪化するっていうのもそういうことなのなかって感じではあります。

 

 

う~ん?なんか同じ感じかな?でも原因候補が見つかったからと言って今すぐ治せる訳でも無し、なんとかしなくては。

 

まずはこの情報もあるし、不調がガス欠起因かどうかだけは確定させておこうと、ガソリンスタンドを目指して給油することに方針決定。この感じじゃとてもディーラーまでは辿り着けないし。

 

その後も失火を繰り返し、何度もエンジン停止と再始動を繰り返してようやくガソリンスタンドに到着。

やれやれ。

給油をしてみると案の定6Lくらいしか入らない。

本当にガス欠なら15L以上入るはずなので、やっぱりガス欠ではないですね。

とりあえずエンジン始動。

おっ?普通に走るぞ??これはネット情報ビンゴかな?

 

あと原因として考えられるのは、タンクの中にゴミでも溜まってストレーナーが詰まって、高い水位からしか燃料を吸えないくらいかな?(下図5番がストレーナー

 

兎に角走れるようになったので、今のうち~ってなもんで急いで帰りました。

燃料給油後はしゃっくりは再発せず無事帰宅。

 

車検行くときじゃなくて良かったな~。ギリギリセーフって感じ?

まずはお金を掛けない方向で原因追及していきますかね~。

 

その2に続く

 

 

jiropon.hatenablog.com