こんにちは。じろぽんです。
ついに国内バイクメーカーもバイクのBEVに本気出してきたかな?
ミラノショーでカワサキのZとNINJAがお目見え。
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興味深いのはバッテリー。
HONDA開発のMPP規格でなにやら共同するようなニュースを見たので、BEVはMPP規格で推進するのかと思っていたのですが、FANバイク用のバッテリーは独自路線で進めるということなんでしょうか?
WEBIKEさんのニュース画像では、MPPとは違った形状のバッテリー画像が添付されています。
バッテリー容量3kWhで重量は12kgだそうな。
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写真をよく見ると、バッテリーが大きなスペースを占めていますが、パワーユニットとなるモーター部がとてもコンパクト。
ミッションの削減効果でしょうか。
一方HONDAのMPPは1314Whで10.3kg(値段が8万円)
容量が3倍近くて重量が1.2倍ならKAWASAKIの圧勝。
バッテリーの値段は気になるところですが、確かに容量重量比でこれくらい差がついちゃうと、わざわざMPPを使おうとはならなそうな気はします。
重くて低容量のバッテリーにいいことなんてこれっぽっちも有りはしませんからね。
MPPよりもKAWASAKIのバッテリーを普及させたほうが良いのではないでしょうか。
更にKAWASAKIは早速来年2023年の発売を目指すというのが漢らしい。
数年前もどこのメーカーも250ccクラスのスポーツバイクをやめていく中型二輪絶滅期にもNINJAを作り続けていたら結構売れて、次々と他社が二匹目のドジョウを狙って参入、今のマーケットを拡大に礎を築いてくれたのは記憶に新しいところ。
今回も先陣切ってやってくれるでしょうか。
一方やるやる詐欺のHONDAもようやくMPP使用のBEVバイクを市販する模様。
これまでも燃料電池自動車やBEVでやりますよ~と言いつつ、一向に市販しないやるやる詐欺を続けてきた同社も、ようやくBEVバイクを本格化するのか?
HONDAって他社が切り開いたマーケットで、二匹目のドジョウを根こそぎすくったあとはぺんぺん草も生えない不毛なマーケットにしてしまうイメージで、個人的には一番印象の悪いメーカーです。
自社ばかり儲けた結果他社が撤退、市場が縮小しはじめるとすぐにやめてマーケット自体を消滅させてしまうという、全く後のことを考えない目先の利益にしか目が行かないメーカー。
カブは好きだし、自身もエイプに乗ってるけどHONDAというメーカーは大嫌い。
で、、今回ミラノショーで発表されたEM1e:はMPP1個使用で航続距離40kmだそうです。
電動PCXはMPP2個直列だった気がするので、それよりは実用的になったのかな?
今度こそ市場を育てる気があるでしょうか?また他社の尻馬にのっかるのか?
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実用を考えると、コミューターならこれくらいの航続距離でもギリ我慢できそうですが、FANバイクで考えると、3倍容量のKAWASAKIのバッテリーでも物足りないですよね。
でも、実用にはまだまだでも手をこまねいていたり、諦めてやめた途端に海外メーカーに、マーケットを持っていかれるという構図がこのところ工業界では続いているので、国内メーカーには頑張ってほしいところです。
率直につい最近までBEVバイクには興味がなかったのですが、KAWASAKIがNINJAでBEVを来年には出すっていうと、がぜん興味が出てきてしまって自分でも不思議です。
やっぱりメーカーの本気度というか、やる気イメージって大事ですよね。
KAWASAKIならやってくれるんじゃないかと。
HONDAだといつまでたってもやらないから、全く期待もしないんですけどね。
KAWASAKIは水素エンジンも2024年には出したいって言っているようですし、今後も期待です。
頑張れKAWASAKI!