こんにちは。じろぽんです。
災害級の暑い日が続いてますね。バイクで走ってもほぼサウナマラソンのような熱風を感じます。
そんななか我が家ではちょっとした事件が勃発。
奥さんが洗濯乾燥機のフィルターを入れ忘れて乾燥を回したらエラーコードC22が出て止まってしまうとのこと。
問題の我が家の洗濯乾燥機はシャープのES-TX8Cで、約5年前に購入してつい最近延長保証が終わったところ。。
後継機種もほぼ形を変えずに継続販売中のよう。
保証が終わったとたんに故障っていうのはあるあるですが、気軽に買い替えられるほど手頃な値段でもないってことで、まずはC22を取説で確認。
取説によればC22は吸気フィルター目詰まり。同じ吸気フィルター詰まりにはU04もあるんだけど、より深刻になるとC22が出て運転を停止するみたい。
そういえば最近乾燥中はU04が出ていたような。。
これは本格的な故障かな?ダメなのは乾燥だけで、洗濯はできるのが不幸中の幸い。
ネットの故障診断によると修理費用25000円~30000円くらい。
今の洗濯機の後継機の値段がネット価格で85000円くらい。5年経過していることも考えると修理するか買い替えるか悩みどころ。
まずはネットで調べてC22に行き当たった方の知見を拝見する。
フムフム、乾燥用のヒーターのフィンの目詰まりによる空気循環不良によって温度異常→停止となるみたいですね。
そもそも設計不良じゃないの?っていう突っ込みもごもっともな構造のようですが、幸いバラシ易いみたいで、ご自分で分解清掃して復旧されている模様。
じゃあってんで、バラシますか!
まずは洗濯機を壁際から引っ張り出して背面にアクセスできるようにする。
で、左右二か所の樹脂タッピングを外して背面上部の樹脂カバーを外す。
ここと
ここ
樹脂カバーを外すためには水道ホースを外す必要があるので、先に外しておいた方が楽です。
タッピングを外したらあとは前側の引っかけ爪を順次外していく。
内側の爪が意外としっかりはまってますが、爪にアクセスもできないので、結構力技で上に引っ張ったら外れました。
はい、内部とご対面。
左側が乾燥ユニットで中央が洗剤受けのトレー。右側が注水ユニット。
ハーネスの通しが結構カオスですが、乾燥ユニット周りは基本的に外す必要はないのであまり気にしない。
まずは中央の洗剤受けトレーの樹脂タッピング三か所外して、周辺部品の可動域を確保。
続いて注水ユニットを外すために、固定用樹脂タッピングを外す。
背面側と
前側の二か所。
洗濯機の周りに作業台が置ければ配線を外す必要はないのですが、我が家にはそんなスペースはないので、注水コントロールソレノイドのハーネスを外して注水ユニットを完全に取り外す。
あとで結線間違えないようにコード接続を写真で残しておきました。
外れた注水ユニット。
予想以上に簡単な構造。
注水ユニットの下はこんな感じになってました。何に使う訳でもないのですが、念のため写真は撮っておきました。
続いて本丸の乾燥ユニットの取り外し。
まずは洗剤トレーを注水ユニットを外して開いた空間側に横に動かして取り外す。
で、乾燥ユニットを留めている樹脂タッピングを取り外し。四ケ所だったかな?
タッピングを外すと背面側に引き出せます。
一応配線に引っかけたりしてないか注意しながら引き出した方が良いでしょう。
で、乾燥ユニットの上下固定樹脂タッピングを六ケ所外して乾燥空気流路を上下に分解。
案の定埃でミチミチに目詰まりしたヒーターユニットが出てきました。
10x5cmくらいで意外に小さい。ラジエターフィンみたいな感じ。
写真はピンボケになっちゃいましたが、出口側もなかなか酷い。
部分的には少し焦げている様子。火事にならなくて良かったね~。
まずはヒーターユニットのフィンの部分を掃除機で出来るだけ吸引。全然取り切れないので、あとは地道に手作業で掃除。
最初は爪楊枝でやってたんですが、歯ブラシでやると楽でした。傷や変形の心配も少ないですし。
掃除すること30分くらい?反対側がちゃんと透けて見えるくらい綺麗になりました。
ブロアの羽にも結構埃が積もってたので、ついでにこちらも掃除しておきました。
あとは逆の手順で組立。
試しにタオルを洗濯乾燥してみたら特にエラーコードが出ることもなく、ちゃんと乾燥されました。やったね!
ちなみに1年半前にもなんか修理に来てもらってたよねって修理履歴を確認してみたら、今回と同じ症状で保証で修理してもらってました。そのときはヒーター交換。。
掃除するよりも交換した方が早くて確実だから、保証修理なら交換なのかな。
でも、1年半で再発は早くないですかね。まあ、フィルター付け忘れで乾燥回すこと2回あったようなので、自業自得な側面もありますが。。
また1年半後に分解掃除とならないことを祈りつつ・・。