F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

秋鹿大影林道再訪 ~その2~

こんにちは。じろぽんです。

 

今回は秋鹿大影林道再訪のその2。

枝道を進んでゲートに行き当たったところからピストンルートで戻って探索再開!

 

jiropon.hatenablog.com

 

戻る道すがら、山が見えましたがあまり見栄えのする紅葉にはなっていないですね。今年は本当にまだら紅葉。今年は綺麗な紅葉は全国的にもまれだったのではないでしょうか。先月苗場山に登った時も紅葉はまだら模様でした。

 


樹間は落葉で埋め尽くされて、木漏れ日ではっと息を飲むような光景も広がってたりするんですけどね。車両があまり通らない道ならではの贅沢な光景。とっても滑るけど。。

ついでにIRCツーリストだと落葉を巻き上げてアンダーガードが塵取りのように落葉だら目になります。そのうちエンジンの熱で発火するんじゃないかと気が気じゃないです。

 

 

行きはあまり気にしませんでしたが、道端にある家?別荘?小屋??が帰りはちょっと気になって覗いてみました。窓が大きいし何かのお店だったのでしょうか?

 

 

中の様子。登山者がここで泊まってるのかな?確かに登山道はありそうだけど。。

 

 

寝袋やハーネス的な登山道具がありつつも、なんとなく荒れた感じがうすら寒くて、早々に立ち去りました。なんだったんでしょ?

こわいこわい。

 

で、分岐まで戻って謎の森林公園?方面へ。

 

 

ほんの百メートルくらい走ったらちょっとした広場に出ました。ここが森林公園かな??

キャンプファイヤーが出来そうな広さはありますが、公園??

 


広場からは南北に一応道が続いているので、まずは北側へ。

 

 

すぐに行き止まりでした。別荘用地的な空間なのかな?

 

 

南側も一応行ってみましたが、ほどなくして行き止まり。

手前のヌタ場にクルマのタイヤ跡があったので、探索者が皆無という訳ではないようです。

 

 

取り敢えず行けるところは行った感じなので、枝道探索第一部は終了!

本線の探索再開!

 

 

で、第二枝道。作業林道なので関係者以外は危険だから入らない方がいいよって書いてあったので、確かめてみました。

 

 

急なセメント道を上るとすぐに倒木で行き止まりでした。

これなら確かに入らないでも良かったかもしれませんが、確認しておけばもやもやを残さず次に進めます。順調順調~!

 

 

もひとつ枝道。ここは日当たりがいいせいか、紅葉が綺麗だな~。

 

 

こちらも程なくして謎の小屋があって行き止まり。

 

 

気を取り直して本線を進むと、よくブログなどで秋鹿大影林道記事で紹介されているときに出てくる東屋。

F7の時は停まるゆとりもなく通過した気がしますが、今回は割と路面も荒れてなくて気軽に停まれました。

 

 

 

ここからハイキングコース?的なものもあるみたい。

ここまで車で来るのもなかなか大変そうですけどね。さっきの別荘地然としたところもあるし、昔はもっと気軽に入ってこれたのかな?

 

 

そしてついに目的の赤沢分岐!

前回は気になりつつも通過しちゃったんですよね。

でも前回来たときはもっと閑静な感じだったきがするのですが、随分と広くなっている気がします。本当にここだっけ?なくらい。木材搬出が増えて拡張されたんですかね。

やっぱり気になった道はそのとき走っておかないとだめですね。心残りが出てしまいます。

 

 

今回秋鹿大影林道を走った乾燥としては、全体的に落石等の路面がれきが小さくなっていたイメージ。前回来たときはもっとデカい石がゴロゴロしていて、走っているとひっきりなしアンダーガードに石が当たっている感じでしたけどね。

まあ、F7がローダウン仕様のときだったので、地上高が低かったっていうのが主因だとはおもいますが、アンダーガードはそのときにボコボコになりました。

 

で、こちら赤沢分岐。

しっかりゲートが閉まっているように見えますが、丁度下りてきたジムニーの方がいて、鍵は掛かっていないようで、ゲートを開け閉めして走り去りました。

では、私もひとつご相伴に与るとしますか。

 

 

まずは鉄塔に向かって登る道。

 

 

途中は未舗装路も一部あるものの、基本は舗装路の上に腐葉土や落葉が積み重なったスリッピーな路面。

トコトコ登ってきた斜面側に来たら雪がありました。ついでに倒木で行き止まりかな?

 

 

近づいてみたらこのありさま。

微妙に進めそうで進めないくらいな感じ。二、三人いればバイクを持ち上げて進めそうではありますが、路面が凍結しそうな冷たさで濡れているので、あまり深入りしても仕方がないかなってな感じではあります。ここは素直に引き下がりますか。この倒木、そのうち撤去されるのかな?

 

 

続いて分岐の反対側。作業中なのか、ゲートが開いてます。

ではこちらもつまみ食いさせていただきましょうかね。

 

 

ゲートを抜けてすぐに分岐。右側は秋鹿林道の道標。

 

 

こちらは進んでみるとすぐに作業中の現場に出くわしたので、早々に退散。

左に進む。

暫くすると後ろからBETAとテネレ700に追いつかれそうだったので、先に行ってもらう。今日はゆっくり走りたいですからね。

暫く進むとテネレの方が絶賛転倒中。スリッピーな路面にタイヤを取られたみたい。

そうなりますよね~重量級は。

連れのBETAの方は気付かずに先にいってしまったようだったので、バイクを起こすのをを手伝い。

ベテランの方のようですし、特に怪我もなさそう。よかったよかった。

すぐに連れのBETAの方も戻ってきたので、先に進ませてもらうことに。

 

やっぱり今日はセローで正解だったなとは内心思ったりしてたんですが、バチが当たったのかやっちまいました。

下りで盛大に舗装路上に溜まった泥と落葉に前輪を取られてスリップダウン

 

 

セローは危うく崖落ちを免れましたが、放り出された人間は1mくらいですが転げ落ちて、木に当たって難を逃れました。あぶね~!

取り敢えず体をチェック。スピードも出ていなかったし、柔らかい腐葉土の上だったので、特に怪我は無し。ジャケットなどが泥だらけになってしまいましたが。。

バイクの方は前輪が落ちかけているのでちょっと寄せないと起こせないな~。

でも土がめくれて下の舗装が出ているところもあるから、このまま引きずるとマフラーが傷だらけになっちゃうなとか思っていたら、先ほどバイクを起こすのを手伝った二人組が追い付いてきました。

取り敢えずセローが道を少し塞いでいるので手を振って合図。スリッピーなので車線を変えるだけでも危ないし。

ついでにセローを起こすのを手伝ってもらっちゃました。三人なら大きな傷を作ることも無く、難なく起こせました。

手前の轍が滑ったところ。写真だと分かりませんが、意外と急な斜面。

 

 

ついでに落ちた話をして、いや~緩やかな斜面で良かったよね!って三人で大笑い。

BETAの方、テネレの方、本当にありがとうございました!!

 

お二人には先に行ってもらい、一息ついて走り出すとアクセルがおかしい。アクセルが戻らない。

セローを停めてチェックするとハンドガードがアクセルグリップと干渉しちゃってるみたい。

 

 

六角レンチを取り出してはんだガードを一度バラシて、アクセルと干渉しない失い方向に力を入れながら締め付けたら、まあ大丈夫なくらいにはなったのでまあいいか。

本格的な調整は帰ってからやろう。

ついでに少しブレーキフルードがリザーバーから垂れているのを発見。

このままだと塗装が溶けちゃうので、飲料用のミネラルウォーターを振りかけておく。

リザーバーカップは変形や破損、緩み無しだったので一安心。

 

もう一度走り出すと先ほどの二人連れが戻ってきます。

先は鍵付きゲートが閉まっていて抜けられなかったとのこと。

ひとまず私もそこまでは行ってみることにして、お二人とは別れる。

 

ものの5分も走ると確かにゲート。これは抜けられません。

 

 

再びピストンでスリッピーな道を戻る。2回目になると慣れて少し余裕もありますが、転ばないように慎重に。

 

その3に続く。

 

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