F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

F700GSのFRブレーキパッド交換 ~その1~

こんにちは。じろぽんです。

 

新年あけましておめでとうございます。

走行距離も間もなく3万キロ。フロントのブレーキパッドも大分減ってきたので、そろそろ交換しますかねってなもんで、外してみました。

まずは左側。残3mm程度はあり、もう少し行けちゃうかな?ってな感じではありますが、年数も年数なので、そろそろ替えますかね。

対向している両方が均等に減っていていい感じ。


在庫しているリア・フロントのセットで買った、AHLの激安ブレーキパッド。

 

 

新旧比較すると旧が3mm、新で5mm程度。

 

 

これまで外したことがありませんでしたが、今回初めてキャリパーピンを露出させてみました。こんなことではイカンのですが、構造をよく把握していなかったので・・という言い訳。

今回は事前にF800GSやF650GSツインのキャリパーでネットで写真検索かけて、構造を把握したので分解してみました。(F700GSでは検索しても出てこなかった)

で、結果としてこれ。

下側のキャップ式にゴムブッシュを被っている方は大丈夫ですが、腹巻ゴムブッシュの上側ばっちり赤錆・・・。もっと早くやればよかった~。。

 

 

錆び錆びのピンが入っていた穴にウエスを突っ込んでみると・・

赤錆が出てくる出てくる・・。

 

 

よく固着しなかったね~。。

出来る限り錆を掻き出してから、2000番の耐水ペーパー(3000番で磨こうと思ったけど、年末のどさくさで行方不明になってしまった)でピンを磨いて、新しいシリコーングリスをたっぷり塗って再組み込み。

 

シリコーングリスそろそろ乏しくなってきたので、新しいのを買わなくては。

コスパでAZのにしてみようかな。ちょっと探してみた感じでは、ヨドバシが一番安そうでした。

 

キャリパーの締め付けトルクは38N・m。

 

続いて右側。こちらはばっちり偏摩耗してるな~・・・。

 

 

案の定キャリパーピンが固着してました。

タイヤレバーでこじってみると、下側は動きますが上側が固着して動かない様子。

何度もこじったりプラハンマーでたたいてみたりしましたが、全く動かず・・・。

キャリパーも傷だらけ・・。ついでにブレーキフルードもドレンニップルの付け根から滲んできました。

叩きすぎて歪んだかな?

 

 

ひとまずキャリパーピストンのもみだしを左右共実施してから、新品のブレーキパッドを装着。

反力が出るまでブレーキレバーを握ってからリリースして、フロントタイヤを持ち上げて回してみると、やはり引きずってますね~・・・。

 

ついでなんでリア側も外してみる。

こちらもキャリパーピンが固着してしまったので、仕方なく新品のブレーキパッドを削って当座をしのいでいる状態。

 

 

こちらはフロント側が腹巻ブッシュになっていて、リア側はキャップ式ブッシュ。

リア側はこじれば動きますが、フロント側は錆汁のあとがあって、固着している状態。

 

 

 

 

こちらもタイヤレバーでこじったり、ハンマーで叩いたりしてみましたが、やはり外れない。

そしてまたまたフルード滲み。

 

 

一通り組み直し、フルードの拭き取りとドレンニップルを少し緩めてから締め直して試走。

少し走って手でブレーキディスクを触ってみると、案の上フロントの右側があっちっちになってます。

幸いフルード滲みは治まったみたいですが、フロントの右側はなんとかしないと長距離なんかはちと厳しいですね。

 

ネットで探してみると、固着対策としてはヒートガンやバーナーであぶって膨張させて外すとか、ピンにCRCなど潤滑剤を注入して外すとか、それでだめならアッシー交換って話になりそうな感じ。

出来ればキャリパーピンの固着を直して、抜本的な対策をしたいところですが、キャリパーを外して作業するのは出来れば避けたいのでディーラーに持っていくか?

整備でディーラーに持ち込んだことないから予算と時間がどれくらいかかるか分かりませんが・・。

最悪またブレーキパッドを削って当座をしのぐもありかな~?

 

 

jiropon.hatenablog.com