こんにちは。じろぽんです。
今年の初めころマフラー交換をしたときにワコーズのスレッドコンパウンドを買いました。
マフラーとエキパイの挿入部の焼き付き防止用。
でも100gもあっても使い道は当面他には無く、これはお蔵入りだと思っていたのですが意外な所に使い道がありました。
それが
ブレーキパッドのシム板の鳴き防止用。
といってもF700GSのでは無く車のもの。
バイクなんかですと私が今まで乗ってきた中ではブレーキパッドの裏側にシム板なんてものはありませんでしたが、車ではスポーツカーからファミリーカーまで普通に着いているみたいです。
私が乗っている車の場合は2枚ひと組でパッドの裏側にセットされていました。
このシム板は制動時のパッドの振動による異音、いわゆる鳴きを防止するためのものらしいのですが、セットする時に専用のグリスを塗布する必要があるらしいです。(中にはグリスを塗らない人もいるみたいですが)
私は車のブレーキパッド交換を自分でするのは初めてだったので今回知りました。
なもんで、パッドを買ったはいいが鳴き止めグリスなんて買ってありませんでした。
バイクでは昔は使っていたのですが、最近のパッドは鳴かないので使っていませんでしたしね。
大した値段ではないんですけど既にキャリパー外しちゃっているので、わざわざ買いに行くのが面倒。
塗らないというのも一つの手ですが、メタル同士が擦れてから塗るよりは最初から塗った方がダメージは少ないしってことで、なにか代用できないかと考えていたら冒頭のスレッドコンパウンドが使えそう。
というのもシムグリスの耐熱温度が800℃とか書いてあったので、なんか最近それぐらいの耐熱の・・・って考えたらスレッドコンパウンドがそれくらいの耐熱温度なんですよね。
で、代用できないのかネット検索すると意外と代用というかそのまんま使っている方を多数発見。
っていうことで、代用しちゃいました。
スレッドコンパウンドの箱にも用途としてブレーキの金属部とあったので、想定内の使い方なんでしょうね。
でも、ワコーズにはちゃんと専用のブレーキプロテクターなる商品もありますが・・・。
グリースの世界は奥が深くて素人の私にはよくわかりません・・。
手がべとべとになっちゃったのでスレッドコンパウンド塗った後の写真はありませんが、左右のパッド4枚それぞれにシム板2枚で計8枚に塗ったのでF700GSのマフラー交換の時よりも量を使った気がします。
ちなみに新品のパッド
車のパッドって分厚いな・・。10mmもある。
旧パッドは3mmまで減っていたので両側分でなんと14mm近くもキャリパーを押しこみました。キャリパーのピストンを押し戻すのは一苦労でした。
そこで、フルードの液面が上がった分もちゃんと抜きました。車のブレーキパッドって何万キロも使われるので、車検の度にフルードが交換されると新品のパッドに対しては液面が上がり過ぎちゃうんですよね。
キャリパー押しこみの時も溢れない様にチェックしながらやるのがいいですね。
今回の作業風景。
何気にエイプ用に作ったスタンドがキャリパー置きに丁度いいという事実。
車のキャリパーってクソ重くてこれが無かったら大変でした。
リアのブレーキシューも交換しようと思って買ってあったのですが、開けてビックリブレーキシューが新品4mmのところ3mmもありました。
車検の時にクルマ屋は交換時期だと言っていたのに・・・。うそつきめ!
ブレーキシュー交換が不要になったんで余った時間でタイヤも交換(これは近所のイエローハットでやってもらった)
激安だけどなんとMADE IN JAPANのヨコハマ製。
前使っていたZETROはわりかし劣化が早かったので前よりはちょっといいかも?
さらに勢い余ってエアコンブロアのレジスタ交換も実施。
うちの車はマニュアルエアコンで、風量調整はこの抵抗で制御されているのですが、最近MAX位置以外ではほぼ無風。どうも抵抗が焼き切れてしまった模様。
ってことで交換。
ダッシュボード奥のエアコンブロア下側に問題のレジスタがあるので交換。
今回で2回目なので簡単でした。
車齢14歳ですがまだまだ頑張ってもらわないと!!
今までは車の整備はクルマ屋まかせでしたが、こう給料が上がるどころか下がる状況では何でもかんでも自分でやらないとどうにもならない。
貧乏暇なしですね。
なんか総力戦になってきた。
今日はこれにて終了!