F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

プリメインアンプ PMA-390RE購入 その1

こんにちは。じろぽんです。

今日は久しぶりに晴れて暑くなりましたね。

バイクに乗ったり、整備したりしたかったところですが、ちょっとドタバタしていてできませんでした。

というのも、先日アンプの調子が悪いお話をしましたが、酷い音に耐えられなくなってついにアンプを買ってしまったんです!

 

jiropon.hatenablog.com

 

モノは表題である通りのDENON PMAー390RE。

うちで使っているDENONのPMA390Ⅳの何世代後かの後継機。

 

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しかしこのアンプ購入がまあ気分が上がったり下がったりしてとても疲れてしまいました。

 

https://www.denon.jp/ja-JP/shop/amplifiers_ap/pma390re_ap

 

PMA-390REはエントリーモデルながら本格的な音が人気で、2012年から7年に渡って販売された息の長いモデル。

残念ながら去年の秋ごろに後継のPMA-600NEが発売されて生産中止となりました。

 

 

 

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pma600ne_ap

 

こちらのPMA-600NEも何やら賞を取ったみたいですし、すこぶる評判がいい。

エントリーモデルが評判が高いっていうのはいいことです。

だって本格オーディオのカタログを見ているとスピーカー2本セットで150万円とかアンプ90万円とか気軽に書いてありますからね。

ほんと音楽って遠い世界って感じちゃったりします。

 

話を戻して、2機種の一番の違いは個人的にはBluetooth対応。

他にもつながるスピーカーが2セットから1セットになったとか、出力が少し下がったとか、ハイレゾに対応したとかありますが、自分では使わない部分での話なのでどうでもいい。

だって持っているスピーカーがハイレゾ対応じゃないですから~!(ちょっと悔しい)

 

まあ、それはそれとして、Bluetooth対応はスマホから音を飛ばせるようになるので、YouTubeで気に入った音楽を見つけたらアンプに飛ばせてスピーカーで鳴らせるからいいなって思いました。

一方でPMA-390REは最後の在庫セールで、残っていれば格安で買えたりもするみたいで気になってはいました。

だって、PMA-600NEは定価52000円(税抜き)がネット価格で実売35000円くらい。

一方のPMA-390REは定価は同じく52000円(税抜き)が在庫セールで20000円(税抜き)くらいで売られていたりしました。

つい最近までは。

最近ではさすがにPMA-390REはもう在庫はほとんど無いようで、ネットショップでもほとんど見かけませんが、心の値段イメージではPMA-600NEはPMA-390REの2倍の値段(庶民感覚)。

それでもBluetoothがコンポで使えるようになることで、新しい生活の扉が開かれるならいいかなって思ってました。+1万円+αの付加価値。

 

ほんと新しいモノって自分が求めている以上の新しい何かを与えてくれるって部分があると思うんですよね。

それがあるだけで生活が変わったりする。

まあ、それがあると思うからエンジニアやってるんですけどね。

 

で、アンプの方はコロナ給付もあったし、ほぼPMA-600NEで心は決まっていたのですが、いくら好きなDENONサウンドが継承されているとは言っても音を聞かずに決めるのは心配だったので、近所の電気屋さんに足を運びました。

最近ではもうすっかりオーディオは一部のマニアのものって感じなので、郊外では単品コンポを置いてるお店にも不自由する有様ですが、何と!近所の家電屋さんにPMA-390REとPMA-600NEの両モデルが置いてありました。

PMA-390REはなんと現品限りの展示品のみ!

これはPMA-390REを入手するならラストチャンスかも?ってな具合で胸が高鳴ります。

まずは店員さんを捕まえて試聴。

まずはPMA-600NEを繋いでもらったのですが、荒っぽいこと荒っぽいこと!

アンプのボリュームつまみを支点に棚段の上に立たせて背面の配線を結線・・・。

しかも次に試聴したいって言っている現品限りのPMA-390REの上にPHSを投げ出す始末!

この時点でまじはこの店!!って感じ。

これから買うかもって言っている現品の上にPHSを投げつけるってどういう神経だよ!!

製品の取り扱いの荒さに、かなり怒り心頭になりました。

 

そんなことがありつつも、ようやく結線が終わって試聴してみると・・・うん??

なんか思っていたのと違う。

クリアなサウンドは確かにDENONって感じなのですが、音の艶っぽさというかふくよかさがイマイチ足りない。

大多数が絶賛するなか、ネットのレビューで乾燥した感じのサウンドが嫌でPMA-600NEを買ったのにPMA-390REに買い替えたという方がいたのですが、なんかとっても納得。

クリアだけど乾いた感じの音。

一応その場でスマホBluetoothで繋いで自分が聞いている曲を流してみると結構いい音だし、便利ではあるのですがちょっと物足りない。

 

これに35000円だすのはちょっと・・・って感じ。

で、次にPMA-390RE。

先ほどの結線が酷かった店員さんではなく、別の店員さんにお願いして繋ぎ直してもらいました。

ドキドキしながらCDを再生してみると・・・あっ・・・この音・・・

やっぱこれだよねって感じ。

DENONらしくクリアな音が少し艶っぽうというのか、しっとりと落ち着いた感じで軽すぎない。

音はPMA-390REの方が断然好み。

気になるお値段も展示品の最後の1台ってことで2万円ポッキリ。

かなり雑な店員さんに囲まれて随分といじめられたかもしれないことを考えると個体の状態がかなり心配とか、やっぱりBluetoothがあった方がいいんじゃないかとか、心の中は猛烈に揺れ動いたのですが、これを逃すとPMA-390REは二度と手に入れることはできないかもしれないと思って買ってしまいました!

結局のところ新しい世界よりは今までの世界の方が大事だったってことか?と自問したりもあしましたが、やっぱり譲れない一線ってありますよね。

 

ここまではドキドキはありつつも気分は最高潮!

なんて言ったって好みの音を奏でるアンプを2万円ポッキリで入手できたし、ついでに無料で3年保証まで付けてもらえました。

3年保証付きの中古を買ったと思えば2万円でも納得?って感じ。

最高の気分で 喜び勇んでお持ち帰り!

 

その2に続く