こんにちは。じろぽんです。
ようやく梅雨明けしたと思ったら、きっつい暑さが続きますね。
めっちゃ調子悪い今日この頃、定期健診の結果が届きました。
心電図で引っかかったのは先日書きましたが、果たして・・・
ででん!
一番左が今回の結果ですが・・・
完全房室ブロック~房室解離疑い!
判定はEで、要精密検査。
これまでも1度房室ブロックはよく書かれていましたが、2度を飛び越して今度は3度(完全)だ。
しかも房室解離疑いとかいうおどろおどろしい言葉のおまけ付き。なんだこれ?
おととしもこの心電図で引っかかって、結局僧帽弁閉鎖不全判定で弁形成手術をしたのですが、今回もいや~な予感。
指摘事項を順繰り調べてみます。
まず、房室ブロックというのは、要は心臓が動く時の電気信号が心房から心室に伝わりにくくなっている状態。
で、完全房室ブロックは完全に伝わらなくなっている状態。
でもそうすると人間の体っていうのはうまいもんで、心室側でも独自に心室を動かすための発電を始めるらしくて、心房と心室が独立した電気刺激で動くなるんだそうです。
でも、心室の電気刺激は心房ほど活発ではないらしく、心拍数が減って体の末梢や脳に血液、つまり酸素がいきわたらなくなり、疲れやすくなったり、眩暈が起きたり、ひどくなると失神や突然死に至るそうです。
健診の時は少し心拍数少な目でしたが、極端に少ないってほどでは無かったんですけどね。
ちなみに、房室ブロックも1度や2度ならば自覚症状が無くて、頻度が低ければ様子見となるようですが、完全房室ブロックはペースメーカーの植え込み適応だとか・・・。
では、並んで書かれている房室解離とは何なのか?
解離ってなんかいやな響きですが、要は心室と心房がそれぞれ連携しないで勝手に動いている状態を言うらしいです。
この違いは専門家でもなかなか分かりづらい部分のようで、ネットの記述も一様では無いのですが、心房と心室の連携が取れていなくてバラバラに動いている状態を言うみたいです。
ん?なんか完全房室ブロックと同じじゃね?って思うところなんですが、完全房室ブロックは電気刺激が遮断された状態。房室解離は遮断はされていないんだけど心房と心室が勝手に動いている状態のようです。
そうすると両方が書かれている今回の診断結果はなんだ?ってなるんですが、その辺は心電図が無いのでどうしてそう判断されたんだかは良く分かりません。
変なこと書くならちゃんとデータも添付して欲しいものです。
次に右軸偏位(軽度)
軽度って書かれているからまあいいやなんですが、一応調べてみると、洞結節から発せられた電気刺激が右心房から左心室に伝わるのが右側に偏っているんだとか。
実際に心臓が右に傾いているためにそうなる人もいるそうですが、基礎疾患がなければ心配するようなものではないらしいです。
で、その下の時計方向回転ってのはまさにこの心臓の電気的な軸が傾いた状態のことをいうみたいで、弁膜症や先天性の心臓異常があって心臓に負荷がかかっているとなったりするらしいです。
つまり、僧帽弁の閉鎖不全のあった私の場合は心配する類のものになるのかも?
最後に左房負荷疑い。
何で心電図で左房に負荷がかかっているって分かるんだ?と調べてみると、心電図のP波の前半部分が右房で後半部分が左房の電気刺激伝達を表しているそうで、それぞれ拡大してくると刺激伝達に時間がかかってP波の幅が広くなるということのようです。
或いは、左心房が肥大(壁が厚く)してくるとこれまたP波が陰性になって分かるんだそうです。
なので、私のP波の後半部分に何か異常があり、この指摘に至ったのでしょう。
胸部X線は所見無しだから拡大ではなく肥大かな?
整理してみると、左房に負荷がかかって拡大 or 肥大した結果、電気刺激が右寄りに伝わるようになって、最後には伝わらなくなって完全房室ブロックになったということなのかな?
でも、僧帽弁を修理してもらって逆流が無くなったのになんでまた大きくなっているんだろう?
そもそも標準血圧に耐えられないのだろうか?
利尿剤や血圧を下げる薬で負荷を減らしてあげればまた良くなるのだろうか?
謎は深まるばかり。
今度先生に相談しなくてはいけないようです。
今日はここまで。