こんにちは。じろぽんです。
今日は僧帽弁閉鎖不全症の手術前の心臓カテーテルの目的を教えてもらったのでその話。
私は僧帽弁閉鎖不全症で来月手術予定です。
で、色々検査をしたのでその意味をネットで調べたり医師や看護師さんに相談したりで教えてもらったものを以前まとめました。
その時は心臓カテーテルの目的は事後の合併症対策として心筋梗塞や血管詰まりの兆候があるかどうかを確認するのではないかと予想を書きました。
このことを看護師さんに質問したところ、心臓カテーテルについて教えていただけました。
心臓カテーテルをやる目的は心臓を手術する患者さんの多くは心臓の血管の閉塞や血管が狭くなっていることがあるので必要そうなら手術で胸を開けたついでに直してしまう為だそうです。
これをあえて手術直前にやるのは入院してやらなければいけない検査なので患者の日常生活に配慮して手術と一連にしてしまうのだそうです。
結果だけを見れば簡単に判断できて、あまり悩むような症例が発見されないということもあるのかもしれません。
そりゃそうですよね。
仕事をしながらだとなかなか頻繁に検査入院なんてできないですし、胸なんて頻繁に開けるもんでもないから悪いところがあるならついでにやってもらえるならそれに越したことは無い。
非常に合理的で有難いお話。
杉並のN病院さんは医師も看護師さんも患者の質問に対して本当に真剣かつ丁寧に教えて下さるので納得と安心感を持って検査を受けることができて本当にありがたいです。
なんか信者になっちゃいそう。
最近病院について思ったこと。
医療ってまず公共的な側面、次に技術的な側面を強く連想させます。
公共性というのはちゃんとやって当たり前。失敗・不真面目なんてもっての外というような堅苦しさ。
医師にそういう堅苦しさを求めるので患者側は長時間待たされようが、何の説明も無く突然よくわからない治療や検査をされようが大抵大声では文句を言わない。
技術的な面というのは医療というのは失敗と成功の積み上げで築き上げられたものであり、成功失敗は医師の知識・技術の他に個体(患者)の特異性によってある程度統計的に判断されるという製品開発にも通じる論理の問題だということ。
でも本当に患者にとって大事なのは最終的にはその病院、その医師を信頼できるかという一種宗教的な側面が強いよな~と最近感じます。
ここでダメだったんなら仕方が無い!そう思えるか。
これに尽きる気がします。
自分は有難いことにその境地で手術が迎えられそうな気がしています。
今日はこれにて終了!