F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

F700GSトラブルの歴史

こんにちは。じろぽんです。

今日はこれまでに起きたF700GSのリコール対応や故障についてちょっとまとめておこうと思います。

 

F700GSは日本初号が2012年10月、うちのF7は2013年登録なのでまあ最初の方の個体です。

 

これまでにくらったリコールが以下。

  1. サイドスタンドスイッチ
  2. 左右ハンドルスイッチ
  3. 右側ハンドルスイッチ

 

1.は中古で買った時にバイク屋さんにディーラーに新車保証の承継手続きをしに行ったときについでにやってきてもらいました。

 

2.3.はうちにBMW株式会社から封筒で案内が来て、ディーラーに整備予約を入れて交換してもらいました。右側のハンドルスイッチは2.3.で被っているので2回交換していることになります・・・。結構多いですよね。

 

その他にもファンモーターが焼き付いたのか回らなくなって(ファンが電動で動かないので手でファンを回そうとしたが回らなかった)ファンモーター交換というのもありました。これは保証期間だったので無償交換だったのですが飯能の山の中で林道走行中だったので大変でした。

走行風が当たってファンが必要ないうちはいいのですが、ファン回る水温に達してもファンが回らないと黄色のエラーが出て暫くすると赤いエラーに変わり、そうなるとエンジンを冷やすためディラーに着くまでに何度も停まる必要があり非常に苦労しました。

しかもファンモーターも国内には無いとかいう話で本国取り寄せとなり数週間待たされたので買って最初のゴールデンウィークを1回棒に振ることになりました。

 

あとダート走行が多かったせいか走行距離9000kmくらいのときにヘッドライトバルブ切れを起こしました。

同じH7バルブをハイビーム、ロービームにそれぞれ使っているのでそのときはハイビーム側のバルブをロービームに移植してしのぎました。

 

それ以外では、うちのF7は対象外でしたが時期の違う号機ではバッテリーのリコールもあったみたいです。

 

表立った故障は以上ですがねじの精度が悪くて一度ねじを外したらタップでさらってあげないと締められないとか、サービスマニュアルのDVDを買おうと思ったら数カ月待っても納期未定とかちょっと日本のメーカーでは考えられないようなことが何度かありました。

あとうちのF7はまだ症状が出ていませんがF650時代から持病でシリンダーヘッドからのオイル滲みとウオーターポンプからのクーラント漏れがいつ出るか心配です。(まあこれはカワサキ車ではよくある話なのでそれほどナーバスにはなっていませんが・・・)

 

トラブルから分かったこと

  1. BMWはちゃんとユーザー管理している。(リコールの連絡はディーラー経由ではなくBMWから来た。)
  2. 電装系が弱い。ハンドルスイッチを何度もリコール。CAN BUSで電装系をいじるとすぐにエラーが出るのに
  3. 部品の納期が長い。特にサービスマニュアルのDVDなんて1枚に全車種分入っているんだから日本での部品在庫少なすぎでは・・・。日本でDVDを焼けるようにしておくとかやりようはあると思うのですが。
  4. ねじの精度が悪い。自分でこバラした後の組み付けで非常に強く感じます。初回の組み付け時にセルフタップのようにねじを刻みながら組んでいるようで、ねじ部に大量に切り粉が有って掃除してからでないと組めません。

 

そんなこんなでこれくらいのトラブルはありましたが深刻なトラブルは今のところありませんよ~という話でした。

 

今日はこれにて終了!