F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

雪の立山に行ってきた話

こんにちは。じろぽんです。

 

先週紅葉でも見に行こうと立山に行ったら雪山だったのでちょっとご報告。

 

事の始まりは奥さんの立山の紅葉が見たいというもの。

長野の扇沢側からEVバスを使えば結構近いので、なんとかなるかと安請け合い。

朝2時出発で長野を目指します。

深夜なので高速を走らすところまでは空いてて楽だったのですが、高速下りたら真っ暗闇の山越え。老眼で暗視が利かない身にはなかなかキツイ。ついでに山越え区間ではコンビニも一つも無いので、トイレや飲食料が必要な場合は高速で済ませておくか、大町まで我慢が必要。う~ん、思ったよりキツイぞ!

それでも頑張って何とか扇沢に6時過ぎには到着。無料の市営第一駐車場は埋まっていたものの、その少し手前にある無料の市営第二駐車場はまだ空いていたのでの無料第二駐車場にクルマを停めて歩きます。徒歩10分くらいで扇沢駅

無料第一駐車場にはバイク置き場もあるみたいでした。この時期バイクでここの観光に来る人も少ないので、バイクなら結構いつでも停められそうでしたが、クルマの場合は確実に停めるなら6時台には着きたいところですね。

有料駐車場はその後でも少し空きがあるみたいなので、無料駐車場が埋まっていたら有料駐車場ですね。駅にも近いからその方がいいという方もいるでしょう。

 

 

www.kurobe-dam.com

 

扇沢駅からはEVバス、ケーブルカー、ロープウェイの乗り継ぎ。

最近ではWEBでチケットの購入も出来るので、事前に買っておいた方が楽チン。

tateyama-kurobe-webservice.jp

ちなみにアルペンルートのチケットはふるさと納税でももらえるみたいですね。

 

ふるさと納税の返礼品って本当に色々ありますね。

で、EVバスに乗ってまずは黒部ダム

観光用に放水していてその飛沫が風に乗って上昇、結果ダムの上に雨が降る・・・

先日買ったハイキング用の帽子が早速役に立ってしまいました。

 

 

ダムを渡るときに見える景色はまるで欧州の山岳地帯みたい。別世界感満載でいい気分。

 

ダムを渡ったらケーブルカー。結構混んでいたのですが、混んでるせいで臨時便が出たので結果的にすぐ乗れました。

ケーブルカーを上ればようやく黒部平。

 

 

紅葉はまだもう一歩というところか?上の方にはうっすらと雪が見えますし、その上は雲の中。これは室堂は本格的に雪なのでは疑惑発生。

ライブカメラで紅葉をチェックしてましたが、なかなか一番の見ごろを捉えるのは難しい。

 

www.alpen-route.com

 

黒部平駅の展望台から暫し紅葉を堪能したあとロープウェイ。

ロープウェイからは下に積もった雪が見えます。

 

 

で、大観峰駅でロープウェイからトロリーバスに乗り換えて室堂平へ。

ここのトロリーバスが日本で唯一のトロリーバスらしいです。

www.kurobe-dam.com

 

そしてようやくたどり着いた室堂平は・・・

 

 

一面雪景色でした。

紅葉はどこ?という声がそこかしこから・・・。

気軽に来たら雪山ということで、これはこれで得難い体験ではあります。

 

ハイキング装備とカッパは持ってきていたので、暫しスノーハイキング。

人が通る階段などはちょっと雪かきされていましたし、通る人が多いのでそれなりに雪が踏み固められていたりして歩くにはそれほど支障なし。スニーカーで歩いている人も多数いました。

 

雪のミクリガ池は息を飲むほどの美しさ。

 

 

その先の雪中行軍はまるでテレビで見るイッテQ登山部のよう。

 

 

この辺まで来ると階段こそあるものの結構傾斜がきつい上に道が細いのでちょっとどきどき。

遠くに見えるロッジ?みたいなのはヘリコプターで資材運搬したんでしょうか?

 

 

 

 

キャンプ場到着。結構たくさんの人がテント張ってました。

ビールも雪で冷やしてあって準備万端って感じ。いいな~。

 

 

キャンプ場の先の沢を渡ってライチョウを探しましたが見つかりませんでした。

 


ここから先は登山装備が必要ということで引き返す。

私の脇をソロの女性が悠々と登っていくのを見て羨ましくなりました。

 

 

キャンプ場までは下りだったので帰りは地獄の登り。息が上がって汗が吹き出します。

室堂平で湧き水がぶ飲み。美味しかった。

 

 

あとは来た道を引き返すだけ。絶景が名残惜しい。

 

 

あとは来た道を下る。大観峰駅からはなかなかいい紅葉が見れました。

 


黒部平駅では旅の記念に立山地ビールを購入。三種セットで1500円。

alpen-route.jp

黒部平より下では売ってないとのことでしたが、ふるさと納税の返礼品がありました。

 

後はバビュンと帰るだけ。ノンビリ楽しんだので帰りも日が暮れた山越えとなりましたが、軟弱ハイカーにはなかなか得難い経験でした。