F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

F700GSのチェーン交換 ~チェーン交換編~

こんにちは。じろぽんです。

 

部品もそろったのでいよいよF700GSのチェーン交換。

 

jiropon.hatenablog.com

 

メーカー推奨は~2万キロくらいらしいので、3万キロ近い我が家のF7は大分利用超過気味といったところでしょうか。

折り悪く天気は小雨まじりですが、軒下でなんとかやっちゃいましょう!

 

まずはフロントスプロケットを外すそうと思ってフロントスプロケットのボルトを外したらねじ山に何やらフレークが沢山付いてる。。

 

 

メネジ側崩壊してるのかな。。

何かあると大変な整備が必要そうなのでビビる。クランクシャフト交換とか?良くてヘリサート挿入かな。。やったことないけど。

 

 

ひとまずボルト側をクリーニングし、メネジ側もウエスでなるべく綺麗にしたうえで、ボルトをちょっとづつ締めてゴミを掻き出す作業を何度も実施。

一応ちゃんと締め付けられるみたいので、いいことにしておこう。

 

で、新しいスプロケット(左)と外したスプロケット(右)の比較。

新しいJTのスプロケットの方が先端が尖ってるみたい。この方がチェーンからの離脱抵抗が少ないとかあるのかな?

てっきりメーカーが違っても外形は変わらないのかと思ってましたが、違うもんですね。強度や耐久性が低いと困るけど、その辺どうなんでしょ。

 

 

続いていきなり今回の山場、チェーンカット。DIDのかし丸君の使い方動画をちゃんと見てからチャレンジ(18分)。

動画で理由は説明が無かったですが、進行方向側のピンを抜くのがいいということだったので、その通りにしてみる。

 

 

ネットでは50サイズならサンダーなどでピンを削ってから抜いた方がいいという意見が大勢でしたが、かし丸君の口コミで見かけた通り、かし丸君なら難なくピンが抜けていきます。

 

 

ものの5分程度で抜けました。

動画によるとゆっくり抜いた方がいいということだったので、本当にゆっくり抜きました。

 


で、動画でやってたように古いチェーンにタイラップで新しいチェーンを留めて、スプロケットを回しながら入れ替える。

ちなみにフロントスプロケットの取付ボルトは締め付けトルク50N・m。

 

 

この後新しいチェーンのカシメですが、新しいチェーンにたっぷりついていたグリスで手がベタベタになってしまったので、写真は無いです。スミマセン。

出来るだけ作業の流れをテキストで書きます。

思ったよりも古いチェーンが伸びていたようで、新しいチェーンは全然届かなかったので、まずはチェーン調整で緩みを作って、同梱のグリスをたっぷりと塗ったリングシールを通したジョイントピンを挿入。

チェーンに通したら反対側にもグリスをたっぷり塗ったリングシールジョイントプレートをあてがい、かし丸でプレートを圧入。

硬くなるまで締めれば終了って話でしたが、締めていって硬くなったので外してみたらまだピンが少ししか出てなかったので、再度かし丸君をセットして締め直しました。

私が事前に思っていたよりも固く締める必要がありました。

で、動画で説明が合った通りに、ちゃんとリンクが屈曲することを確認。

 

 

続いてプレート保持部品をかし丸君から外して、ジョイントピン2本をかし丸君でかしめる。このときかし丸君のカシメピンがちゃんとチェーンのピンの窪みに当たるようにセットする。

プレート圧入のときのことがあったので、今回大分硬めに締めましたが、一本目はそれでもカシメ不足っぽかったので、こちらも再度締め付け。2本目は念入りに締めあげたので、一回でOKということにしました。実際のところ、外から見ただけではちゃんとカシメられているのか良く分かりません。

カシメ前後でピンの外径を測っておいた方が安心でくると思いました。

写真ではカシメ後の方が径が大きいように見えるので多分大丈夫でしょう。

あと逆にカシメ過ぎで堅くなっちゃって、ちゃんとリンクが動くかっていうのも少し心配でしたが、問題無く屈曲するしスムースに回転します。やったね!

 

 

続いてリアスプロケットの交換。まずはリアホイールを外す。

イゲタがあって良かった~。

 

jiropon.hatenablog.com

 

 

 

で、スプロケットを外そうと思ったら、14では入らず17ではガバガバ。なんと2面幅16mm!

ボルトヘッドも同じ16mm。

そんなソケットもスパナも持ってないよ。。

 

 

結局薄口のモンキーと大型モンキーを使って力技で外す。意外とすんなり外れました。

古いスプロケの上に新しいスプロケを乗せてみると位相が違う。

こんなところも違うんですね。

 

 

古いスプロケを外してみると、締め付け面に何やらマジックで書いてある。

なんの印なんでしょうね?

 

 

ちなみにスプロケットのボルトはリペアマニュアルによると交換部品らしいですが、当然のように手配してないので再利用。

多分ボルトにロック剤が塗布されているんだと思います。そういう抵抗感だったので。

10N・m+90°ってことになってましたが、ソケットも無くトルクレンチも使えないし、ボルトも交換してないのでず、手勘で堅めに締めあげて、タイヤを組付け。チェーンのたるみも調整して終了!

 

 

早速試走。ちょっと山まで行きましたが、アクセルにダイレクトについてくる感じですし、変速ショックも減った感じ。

とても走り易くなりました。ちょっとシルバーがビカビカすぎな気がしますが。まだゴールドよりは良かったかな。

 

 

帰り道にアストロプロダクツさんがあったので、16mmのソケットとスパナを買って帰りました。工具ってバラ買いすると高いですよね。。

 

 

家に帰ってトルクレンチで締めてみると、当然のように10N・m以上で締まってました。。

まあ、新品ボルトじゃなくても10N・m+90°が正解とも思えないので、このままでいいか。。