F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

セローで行く杉山城探索

こんにちは。じろぽんです。

 

風が強かったですが、今日も暖かいいい一日でした。

そんな陽気に誘われて今日もセローでGO!

 

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F7は駆け抜ける喜びがありますが、セローはまるで呼吸をするように自然にバイクに乗れる喜び。

軽さ・小回り・粘るエンジン、どれも秀逸。歩くように自然に走れる。

やっぱりFINALを駆け込みで買って良かったな~ってつくづく感じます。

そこに陽気が加わればもうそれだけでハッピー。

何の気兼ねも無く、気の向くままに只ブラブラと走る喜び。

 

まずは荒川河川敷をずばんと北上して、この間見つけた東松山の小径の続きを走ってみよう。

 

で、走っていたらいきなりホタルの里とやらに迷い込む。

 

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ここは流石にバイクで走っちゃマズかろう。

早々に退散。

 

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続いてなんとなく登れる山道を発見して登ってみる。

一面落ち葉で滑りそう。

この間の二の舞にならないように気を付けて走る。

 

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道的なものが無くなった。この先はやめておこうかな。

 

もひとつ謎ダート発見。

 

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走って行くと藪が深くなって道が無くなりそうになりつつも、最後は民家の近くの道に出れました。

 

この辺は道だか藪だか怪しい道が多いけど、何となく完抜きしていることが多くて嬉しい。

ピストンするより断然お得感があります。

 

更にふらふらしていると、何やら杉山城跡なる看板を発見。

丁度お腹も空いたし、休憩がてら城見物でもしようかと立ち寄ってみる。

 

 

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駐車場では越谷から来たというカブの方に話しかけられ、杉山城は綺麗に遺構の残った有名な山城なんだと教えていただく。

 

ranzan-sugiyama.jp

 

 

 

この辺にそんな有名なお城があるなんて知らんかった。

ワクワクしながら行ってみる。

 

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入口は小学校(中学校だったかな?)になっている謎地形。

 

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そして、見るからに山城!な佇まいが見えてきました。

 

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入口付近にトイレもあって便利。

用をすませて、いざ!

 

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入口を入って振り返ると校舎が見える不思議な光景。

 

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この学校の子は遊び場に困りませんね。

 

まずは大手口。

 

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曰く書きと一緒にパンフレットも置いてあったので、一部頂きました。

国指定の史跡なのですね。

 

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結構広いので、取りこぼしがないように外周を見て回ってから本郭に向かう作戦。

 

あっちこっち見るからに山城感満載。

空堀も綺麗に残っています。

 

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そして井戸跡。

このお城の唯一の井戸だそうです。

石で蓋をしてあるのは城を放棄したときに敵方に利用されないようにしたためだとか。

 

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北虎口。

 

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左に横矢掛りがあり、虎口から入ろうとすると矢を射かけられること間違い無し。

 

搦手口に繋がる道も細く高い。

両側にはしっかりと空堀

 

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下も急な坂で登りづらそう。

 

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いよいよ本郭へ。

 

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特に館跡的な感じのものは無いですが、いかにも城の中心といった感じ。

景色も最高!

 

木の切り株に腰を下ろして、日向ぼっこしながら昼食をいただきました。

 

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南2の郭、南3の郭もご立派!

 

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馬出し郭に繋がる木橋が架かっていたとされる空堀

深っ!

 

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個人の方の所有地だそうですが、きちんとお手入れされていてとても状態のいいお城でした。

関東戦国山城の最高傑作の言葉に偽りなし。城好きの方は是非!

 

ゆるゆると散策に戻る。

ふらふらっとダートに入り込むと沼を発見。

この辺は本当に池とか沼とか豊富ですね。

 

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ついでに遊歩道的な道とシームレスに繋がっている道が多いので、どこまで入って行っていいかかなり迷います。

バイク=悪にならないように深入りしないで撤収。

 

ここで国道254に出たので、前から気になっていたダートに入ってみる。

僅かばかりダートの残った、のほほんとしたカントリーロードでした。

 

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ちょっと開発された丘があったので登ってみるとソーラー発電所

 

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物凄いペースで里山がソーラー発電所に置き換わっていっている気がします。

 

さらにもう一本。

 

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一見抜けられなそうな細い道が抜けられて妙に嬉しい。

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さらにもう一本藪で埋もれそうな小径を辿っていくと、関越高速をまたぐ陸橋の上に出た。

管理道かな?

 

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橋の先は更に荒れた藪。

 

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戻れなくなりそうなので、歩いて偵察。

 

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滑りそうな落ち葉に覆われた急坂の先に舗装路を発見。

でも降りると戻れないこと間違い無しなので、戻ってもう一つの分岐へ。

 

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こちらはすっきりと住宅の裏手に出ることができました。

 

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ダートを走れた長さは大したことないですが、まさに探索って感じで楽しい一日でした。