こんにちは。じろぽんです。
今日はF7のリアタイヤ交換のその2。
タイヤ交換自体は大した問題も無く終了(ナップスさんがやってくれたから)。
ところが、ついでに交換しようと思っていたハブダンパー交換で事件発生。
ハブダンパーの劣化は前回のリアタイヤ交換の時にナップスのメカニックさんに指摘されていたところ。
ちなみに現在F7の走行距離は22000km弱。
ハブダンパーの交換時期としてふさわしいかは良く分かりませんが、部品自体は手配してありました。
で、モノを確認してみると、今ではスプロケ留めている部品(これがハブかな?パーツリストではスプロケットセットということになっている)はスコっと簡単に抜ける。
ゴムのダンパーがヘタッたのか、ダンパー・ホイール・スプロケットセットのいずれかが摩耗したのか。
再組みしてガタつき加減を確認してみると、手で力を掛けたくらいでは特にガタつきは無し。
続いてハブダンパーの比較観察。
上が新品、下がこれまで組んであったもの。
横並び(縦だけど)で比較すると、両端の円弧の部分が古い方が小さい気がする。
やっぱり摩耗したのかもしれない。
ホイールの方を見るとダンパーが当たっていた部分がてっかてかに輝いているし、触ってみても少し凹んでいる。
こちらもまた摩耗しているような感じ。
スプロケットセットの方はと言うと、ダンパーの円弧の部分が当たる突起部の腹部分はサビなのか塗装面がざらざらと盛り上がっている感じで肌荒れしてる。
この時点で組付性が悪そうだな~と嫌な予感。
で、新品のハブダンパーを組んでみた。
入んねーよ!
実はここまで入れるだけでも一苦労でした。
というのも、ハブダンパーをホイールにセットした状態ではスプロケットセットが全く入らなかったから。
仕方が無いのでダンパー・ホイール・スプロケットセットの当たり面にMAXIMAの防水グリースを塗って、ホイールとスプロケットセットのそれぞれにダンパーが半分づつ入った状態に調整してから押し込んだのが上の写真。
このグリスが適切なのかは知らんけど。(シリコングリスが適切なのかな?)
ホイールシャフトのシール部にも使っているし、まあいいだろうってな感じ。
グリス塗らないと入らないし。
しかし、このグリスをもってしても入らない。
かと言ってこのままホイールを組める訳もなく途方に暮れる。
そういえば前ハブダンパーの交換をしている方のブログを読んでいるときに組めなくて困ったとかいうのを読んだような・・・・。
確かその人はダンパーを少し削って入れていたような・・・。
しかしそれでいいんだっけ?
メーカーは適正サイズでダンパーを作っているんだろうし、実際組まれていた部品にはそんな加工の跡は無い。
しかもホイール側は少し減っている(スプロケットセット側は盛り上がっている風だけど)。
ってことは、これは兎に角押し込むしかないのではないか??
取り敢えずちょっとプラハンで叩いてみる。
入る気配なし!
そーするとプレスとかで押し込むの?
そんなもの持ってないよ・・・。
ってことはあれだよ。
この身一つの力業でやるしかないんだよ。
経験上力業のギリギリで出来る気がする(ことにする)。
で、スプロケットセットに片足をかけて、両手でホイールのスポーク部分を持って、あとは力の限り手足の力で押し込む!!
押し込む!押し込む!押し込む!・・・・・・
苦闘約1時間。
押し込んではスイングアームに当ててあと5mm、あと3mmと何度も何度も繰り返してようやく最後にホイールを組むことができました。
リアアクスルナットの締め付けトルク100N・m。
(最後はちょっとスイングアーム側を手で広げて入れました)
簡単に終わると思っていたのに終わった時は夕闇せまる日暮れ寸前でした。
ふ~、疲れた疲れた。
そういえばF7を買った最初の頃はリアホイールを外すと組むのに苦労したっけな。
そう考えるとやっぱダンパーが大分ヘタってたんでしょうね。
試走すると新品タイヤになったこともあって足元シャキッと、とっても乗りやすくなりました。
ダンパーを換えた効果もあるような気がするプラシーボ。
換えた効果がある(気がする)とやっぱ気分がいいですね。
力業やったので、あちこち平気なのか少し不安がありますが・・・。
まあ良しとしましょう。
リアタイヤ交換無事終了!