こんにちは。じろぽんです。
今週末も天気がイマイチですね。
そんな中、今日はずっと気になっていたF700GSのリアブレーキパッド交換をしました。
最近では押し歩きでもパッドがキーキー言ってて滅茶苦茶気になっていたんですよね。
リアブレーキパッドはピストン側は残り1mm程度。
もうさすがに替えないとヤバいところ。
パッド交換だけでなく、ちょっとマメに洗浄していきましょうかね。
ってことでリアホイールを取り外し。
外してみるとピストン側とそうでない側でだいぶ減り加減が違う。
ガッツリ偏減りしておりますな~。
ピストン側は超ギリギリだし。
まずは中性洗剤と歯ブラシでキャリパー全体を洗浄。
続いてピストンに薄くシリコングリスを塗布しながら何度もピストンを入れたり出したりしていわゆる揉み出し洗浄。
ピストンが脱落しないように出し過ぎには注意。
ピストンが脱落するとフルードが漏れ出して大惨事ですからね。
ピストンを一番奥まで押し込むとフルードがリザーバーのアッパーレベル以上になってしまったので、フルードを少しウエスに吸わせて、フルードの量を調節。
新しいブレーキパッドは以前購入しておいたAHL製。
古いパッドと比べると新品のパッドは結構な厚み。
果たして組めるかな?ちょっと心配になる。
ブレーキの無き防止のため、やすりで一応角取りはしておく。
で、組んでみた。
案の定、キャリパーの作動が悪いのか、パッドが厚すぎるのか簡単には組めない。
それでも無理やり組んでみたら、ガッツリとパッドとディスクが噛み合って、全くホイールが回らない。
ネットでF7やF8のブレーキパッド交換している方の写真と見比べても、そんなにパッドが厚いようには見えないんですけどね。
やっぱりこのキャリパーの作動が悪いのがブレーキ引きずりの原因なんでしょうね~。
キャリパーが動かいないで、ピストンが動くだけだからピストン側のパッドの減りが早いとか?
じゃあ、キャリパーの作動を良くしたいなと思ったのですが、どうすればいいのか良く分からない。
キャリパーブラケットとキャリパーの組み付け方が良く分からないんですよね。
前側のキャリパーピンは明らか錆びているっぽい錆の跡があるし。
で、HAYNESのリペアマニュアルを参照してみる。
すると、気軽にキャリパーをブラケットからスライドオフしろと書いてある。
えっ?そんなに簡単に外れるの?って思いながら渾身の力でキャリパーとブラケットを引き離しにかかりましたが、びくともしない。
タガネを差し込んでてこの原理で押してみても変化なし。
えっ?全然外れないじゃん。
その後も往生際悪くモミモミ動かしてみたのですが、変化なし。
万力とか使って外すのかな?
でも仮に外したとして、組むのも大変そうなんですけど・・・。
これはダメだ・・・。
で、パソコンを立ち上げて、BMW純正のリペアマニュアルを確認してみると、なんとキャリパーとブラケットの取り外す項は無く、ブレーキキャリパー交換ではブラケットもセットで交換するかのように書いてあるだけ。
ブレーキの引きずりでディーラーに持っていくといきなりキャリパー交換されてしまうのだろうか?
ついでにいつも純正部品購入でお世話になっている、AUTO PARTS Fさんでパーツリストを確認しても、リアブレーキキャリパーはブラケットとセットのアッセンブリー部品が設定されているだけ。
キャリパーピンのダストブーツ破れだけとかでもアッセンブリー交換しろっていうのかな?
ちなみに値段は34476円!でした。
ピストンシールは部品設定あるんですけどね~。
ネットで同好の士がF7、F8でブレーキキャリパーのオーバーホールとかしてないかを調べてみたりもしたのですが、見当たらない。
仕方が無いのでパッドが干渉してしまう分は、新品のパッドを削って対応することに・・・。
何度も組んではバラシてパッド削ってを繰り返し、ようやくホイールがちゃんと回るところまで削れました。
途中雨が降ったり、パッドの粉で色々とグレーになったりしながら苦闘約2時間(予想以上にかかったな・・・)、結局1mmくらいは削ったかな?組めるようになりました。
きっと綺麗に平面は出ていないので、最初はブレーキの効きには要注意。
キャリパーをブラケットから外そうとしたり、無理やりパッドを組み込んだりしたので、キャリパーやディスクに多くの傷が付いてしまいました!コンチクショー!
その甲斐あって、なんとかホイールはカラカラと回るようになりました!
パッド交換の効果なのか、ブレーキの引きずりも少し緩和されたみたい。
ブラケットとキャリパーを力任せにグイグイこじったのがよかったのかな?
あ~疲れた!
日が暮れてしまったので、試運転は明日。
日が暮れるの早くなりましたね。