こんにちは。じろぽんです。
今日は2017年夏ツーリングの話 その2
その1はこちら
松代は六文銭の家紋で有名な真田の城下町だけあって至る所に観光名所があったり道が狭く入り組んでいたりして少し迷いましたがようやく東豊林道入口に到着。
入口付近はちょっと荒れてるかな~くらい。
入口早々でジムニーに出会い少し心配に。
ジムニー乗りの方はコンディションの悪い狭い林道が好きな方が多いみたいですからね。(←偏見)
進んでいくとヌタ場を挟んで別のジムニーとご対面。渡れるかな~どうしようかな~くらいの深そうなヌタ場。来た道もUターンするには狭くて急な上り坂。
ジムニーの方がどうぞどうぞしてるので意を決してヌタ場に突撃。
何度かエンストしながらなんとか抜けました。
渡ってジムニーの方から一言。深いですか?
・・・人を実験台にしましたね!!見てたでしょ!
なので・・・ラクショーですよ!・・・と乾いた笑い。
実際ジムニーなら躊躇しなくていいような程度のヌタ場。
この後お互いに来た道の情報交換をしましたがお互いにここ以外はラクショーでしたよ。お気をつけて!で終了。
ですがこの後ジムニーのラクショーとF7のラクショーは大いに違うということを当方は認識させられました。
ジムニーの人は大丈夫だったかな?
その後は濡れたガレとたまにヌタ場があってひどく神経を使う走りに。4輪なら大したこと無いんでしょうけどね~。バイクとクルマのラクショー違いを痛感。
そしてついに
転覆・・・。
長いヌタ場で何度かスリップしながら立て直していたのですが、ワダチにタイヤを取られ左右に振られた挙句にフロントからスリップダウン。
後輪のアナキーワイルドはしっかりヌタをとらえて前に進んでくれるのですがフロントが滑る滑る。
やっぱフロントタイヤ替えないと駄目かも。
幸いサッサとバイクを投げたので自身は転ぶことも無く無傷。
足元ヌタヌタの中重たいトップケースはまず外して起こそうとしますが足場が悪いこともあり上がりません。
う~ん困った。またジムニー通るかな?
でもクルマから降りてこのヌタ場で一緒にバイクを起こしてくれとはなかなか言いづらい。
まあできるだけはやらないとなとワダチの山に乗ったタイヤがワダチの谷に来るようにF7を引きずり、タイヤが起きる方向の泥をどけて少しでもタイヤが低い位置になるようにします。
あと自分の足元も力を入れやすいようにヌタヌタの泥をどかします。
そして渾身の引き起こし!
やった!何とか起こせました。
今回はなんとかなったけどやっぱりこの重さでヌタ場に行くなら連れがいないと危険ですね。ぼっちは慎重に行きましょう。
F7の被害状況を確認すると低速で泥濘の中に倒れ込んだだけなので泥だらけにはなりましたがほぼ無傷っぽい。
泥だらけでよく分からないけど機能上は問題ない。
その後も濡れガレとヌタを何とか進みますが標高が上がるにつれて濡れた木の枝の垂れさがりが増えスタンディングどころではないし視界も遮られ大変。
さらに濡れた雑草の張り出しが大きくなってきて最後は雑草や枝に突撃してラインを死守。ワダチを避けるにはこれしかない。
そんな感じなので車体に枝や雑草が当たる当たる。
後で見たら傷だらけかも。
いままでヘッドライトガードって無駄な飾りだと思っていましたが初めてヘッドライトガードって必要なんだな~と思いました。
こんな感じ?7000円弱で結構安い。
ヘッドライトガードは車検は通らないらしいですが・・・。
そんなこんなでやっと御林林道の分岐と思しき場所に到着。
来る前に参考に見てきた他の方のブログ写真の場所に似てると思いつつグーグルマップをチェック。
・・・御林林道は載って無いみたいで道がありません。
何も無い山中。
今回は時間短縮のために割とグーグルマップを参照したのですが林道でも大体電波圏内でケータイが使えました。
いつもは林道行くとずっと電波圏外なので少しビックリ。
でも地図に載って無くては役に立たない。
結果論でいえば右が御林林道。
写真では分かり辛いですが入口のワダチが結構深いです。
進んでみると東豊林道よりはガレはちょっとマシ。
ヌタはほぼ無くワダチだけは要注意。最近雨多いですからね~。
枝草の張り出しが多くて道が狭いのも一緒。
途中で同じ方向に進むジムニーが先を譲ってくれました。
道幅が狭いので進むのが大変みたい。
やっぱりクルマとバイクでラクショーは基準が違いますね。
この後は見晴らしがいい場所もなく特に見どころもトラブルもなく無事脱出!
振り返ると地蔵峠側の入口には通行困難の看板。
通れるのに通行止めではなく自己判断に任せる姿勢は嫌いじゃないです。
このあとは小雨が降り出したので早々に撤収。上田菅平ICで関越道へ。
結局この日は林道でバイクには1台も会いませんでした。
皆さん冷静に自宅待機だったのかな?
今日はこれにて終了!