こんにちは。じろぽんです。
私は来週心臓手術のために入院します。
なので今日は入院前最後の林道ツーリングに行ってきました。
F700GSでなかったのは体力的に厳しかったのと近所の林道ではF7はサイズと重さを持て余してしまうから。
という訳で気軽なエイプで出撃!
気持ちいい秋晴れで気分も上々・・・だったのですが・・・
たいして走らないうちにガス欠。
前回ツーリングに行った帰りに給油しなかったかな?
まだリザーブがあったのですぐ近くのガソリンスタンドで給油して事無きを得ました。
今日は近所の越生の林道!
1本目の林道梅本支線。
少し行ったところで工事中につき通行止めの表示。
日曜だから工事していないでしょうけど大名栗の例もありますしね。早々に引き返しました。
続いて2本目!名無し林道。
割と木の枝やこぶし大の石がごろごろしていて走り辛い。
最後は・・
行き止まりでした。
崩落の跡もあったから道が落ちたのかな?
続いて3本目!名無し林道。
結構ワダチが深い・・・
エイプの小径タイヤではワダチにハマるとステップがつっかえてしまって走れません。
ウヒョー!
粘土質の赤土と石・落ちた枝のコンビネーションで滑る~。
このまま下っちゃって大丈夫かな~・・・でも下って行ったタイヤの跡しかないから抜けられるはずと楽観方向で見込んでいたら・・・
行き止まり!
ここには先客2人がいてどうもその人たちのタイヤの跡だったようです。
ここまでは結構ハードな下りだったのでどうするか思案中でした。
この方々が偵察したところではこの行き止まりの大岩の向うには小さな沢があってそれを渡って対岸に行けば獣道を下って最後に小さな滝を抜ければ道に出れるとのこと。
私がここに来るまでの途中の枝道が行き止まりだったことを伝えると沢抜けを決意したようでした。
この方々はKXとD-TRACKERオフバージョンだったのでタイヤもしっかりブロックタイヤですし抜けられそうですが私のエイプでは沢抜けは対岸の高さがあり過ぎて無理そう。
二人を見送ってから私は泣く泣く来た道を戻ることに。
しかしこれが予想以上に厳しかった!
坂が急だし粘土質の赤土で擦り減った純正タイヤのエイプでは滑って上ることができません。
二輪二足で一進一退をしばらく繰り返していましたが心臓の調子が悪いせいかもう全然息が続かず無理との結論に。
これはバイクを置いて一旦脱出するしかないかなと思ったのですがここでひらめきました。
エイプなら持ち上げられる!
以前崖落ちしそうになった時に後輪を持ち上げたことを思い出しました。
でも今回は非常に長い上りなのでかなり大変。
体力も無いし大丈夫かな?とも思いましたが再度エイプを回収に来るにしても一緒だろうと思いやってみることに。
出来るだけエンジンの力で進めるところは進み、どうしてもスタックしてしまうところでは後輪を引っ張り上げて横向きに続いて前輪を引っ張り上げて段差通過の要領でちょっとずつ前進。
都合100mくらいの急傾斜のうち10mくらいを人力で引張り上げました!
いや~やばかった。ぼっちは気をつけなくてはと自戒。
見知らぬ下りに深入りしてはイケナイ。
都合2時間くらい使ったし、息切れはすごいし手足はガクガクになりました。
心臓には良くなかったかな?・・・
でもハード目な林道でお腹一杯になったので心おきなく手術に臨めます。
やはり秋のツーリングは事件が起こる・・・。
今年も印象深い秋のツーリングになりました。
最後にキチンと洗車して今日はこれにて終了!