こんにちは。じろぽんです。
谷川岳登山に続く夏休みの汗活(たっぷり汗をかいて健康になろうという活動)その2は群馬の真田3城攻略。
真田と言えば上田城とか松代とか長野なイメージ。
私も過去に松代の真田の庄に行きました。
一方で群馬にも真田にまつわる有名なお城があります。
NHK大河ドラマの真田丸を見ていた方は詳しいんでしょうが(私は見てませんでした)、沼田城、名胡桃城は秀吉の小田原北条家征伐のきっかけとなった有名なお城。
また、岩櫃城は武田勝頼が長篠の敗戦後に真田の庄で再起を図るために真田が一時拠点とすることを進言した城。
様々な歴史ロマンの詰まったお城たちなのです。
この上州3城巡りを群馬がググっと推していて、3城制覇すると特製クリアファイルももらえるということで行ってきました。
まずは名胡桃城!
駐車場にクルマを停めて資料館へ。
なんか戦国無双的なキャラののぼりがやたら立っていうのは・・・ですが、気合の入ったおばちゃん説明員の方はなかなか濃い。
予備情報とパンフレット一式をもらっていざ!
城跡といっても基本的には天守・櫓の類は一切無く、堀等も発掘調査の後埋め戻されたようで、全体として昔お城があったんですね~な感じが漂うばかり。
国道側からではよく分かりませんでしたが、本郭くらいまでくると断崖絶壁に突き出した城らしい地形が見て取れ、さぞかし堅牢な城だったのだろうと思わせます。
装飾性は無いですが実戦的な砦のイメージ。
一番奥のささ郭からの景色はなかなか圧巻。
この日はなかなか暑かったので、それほど広くない城跡巡りでも大汗をかきました。
名胡桃城攻略完了!
続いて沼田城。名胡桃城からは目と鼻の先。車で走ること約15分で到着。
沼田城跡は沼田の市役所すぐ近くにあり、がっつり公園化されてしまっているので、お城をイメージするにはかなりの想像力を必要とされます。
シンボル的な城鐘のレプリカ。
わずかに城の面影をしのばせる石垣跡と推定樹齢400歳の桜。
断崖上の立地を考えるとさぞや立派な城だったのでしょうが、暑い中公園内を歩き回ってみてもその面影はほとんど残っていませんでした。残念。
先ほど見てきた名胡桃城の方向に目をやるとまさに目と鼻の先で、北条氏が名胡桃城を目障りだと感じたのも無理はないと思いました。
沼田城攻略完了!
最後はメインイベントの岩櫃城。
これまでの2つのお城とはちょっと距離は離れて移動に1時間くらいの山の中。
駐車場から急こう配を登り、掘立資料館へ。
資料館はこれまでで一番小さく、駄菓子屋さんくらいな感じ。
3城巡って押したハンコを見せて、無事クリアファイルをゲット!
(大したものではないです。なんとなく制覇した感が欲しかっただけなんです・・・)
パンフレットも一式もらって資料館を後にします。
岩櫃城もこれまでの2城と同様、建造物等は残っていませんが、本丸があったところが山の中にあるそうな。
ってことで出発!(奥さんの冷たい視線が・・・)
で、のっけからクマ出没注意の看板!
クマ除けの鈴かラジオ等持参推奨の貼り紙あり。
地形といい、熊といい、名胡桃城、沼田城と違い、岩櫃城攻略にはハイキングする覚悟が必要です。
これでこそ汗活!燃えてきます。
(同行したうちの奥さんは騙された感を漂わせていましたが・・・)
ちなみに岩櫃城忍び登山なんていうイベントもあるらしいです。
www.iwabitsujo-shinobitozan.com
最上級コースは火影コースとか称していてどこぞの漫画のパクリ感も・・・。
既に参加申し込みは終わっていますが、開催は8月18日なので興味のある方は見に行ってみてはいかがでしょうか?
で、本丸探索。
道は最初はフラットな九十九折れ。
雨後だとちょっとぬかるんで滑るので運動靴よりはトレッキングシューズの方が安心。
そして蚊がいっぱい!夏に行くなら虫よけは必須です。
(虫よけ忘れたら3か所刺された。痒い!!)
少し行くと急な登り。
雨後でとても滑りやすい・・・。
ひーひー言いながら登っていくと二の丸跡に到着。
ほんとか?っていうくらいの狭い空間。
見晴らしはいいです。
そこからさらにちょっと登ると本丸跡。
地形からするとさぞや堅牢な砦だったのでしょうが、こんな山奥に攻めてくる人いたのかな?っていうのが正直な感想。
以上!
あとは岩櫃山を挟んで反対側にある密岩神社からの岩櫃山の景色が壮観だとの噂を聞いていたので、クルマで岩櫃山の反対側に移動。
涼しい時期なら歩いて回ると楽しいのかもしれませんが、この暑さと蚊の数ではもう無理!
十分汗はかきました。
で、密岩神社。
思ったより小さな神社でしたが、岩櫃山は大迫力。あの岩に登ってみたい。
3城攻略終了~!
今回私は利用しませんでしたが、周遊無料シャトルバスまで出ているそうなので、城好きの方は行ってみてはいかがでしょうか?