F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

セローのキャリアとボックスを取り付け!

こんにちは。じろぽんです。

 

悩んだ末にアルファスリーのキャリアとGIVIのボックスを買ったのが前回のお話。

 

 

jiropon.hatenablog.com

 

 

 

1週間ほどで商品が届いたので、 今回は取り付け!

 

まずは開封の儀!

 

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箱の中に箱!

 

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このマトリョーシカ状態って必要なんですかね?

 

で、もう一つ箱を開けてようやくご対面~。

 

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気になるキャリアの重量は体重計を使用して計ったところ1.9kgでした。

 

さて、キャリアを取り付けるためにシートを取り外し。

 

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シートは下側から締め付けているボルトを2本外せば外せます。

 

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シートを外したところ。大分汚い・・・。

ついでに掃除。

シート裏端末にあまり水や泥が当たらないような細工も考えなくちゃな・・・。

 

サイドカバーはねじを1本外せば外せます。

 

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 サイドカバーの前側と中央のボスがフレーム側のゴムグロメットに刺さって、後端部の突起がシートカウルに引っかかって留めつけられる構造。

 

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で、グラブバーをはずそうと思ったら、まだ工具が車体と干渉してしまうので、作業をし易くするために右のリアウインカーとマフラーのヒートガードを外す。

そしてようやくグラブバーが外れる。

(私はこの段階ではヒートガードを外しませんでしたが、結局キャリアを締め付ける時に邪魔になって工具が入らなかったので外しました。)

 

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キャリアの取説。

大分シンプル。爆発図くらい描いてくれればいいのに。

しっかりと文章を読めば問題ないんですけどね。

 

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取説に載っている写真のキャリアのステーの並べ方が紛らわしい。

左右を間違えないように注意。(逆には大分無理をしないと組めなそうではある)

 

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ステーの取り付けは簡単。

キャリアを組んでから本締めするので仮締めのみ。

 

ステーとキャリアを合わせてみると隙間大。

調整用ワッシャーが6枚も付いていた意味に納得。

 

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続いてボックスも開封の儀!

 

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こちらはマトリョーシカではなくシンプルに傷防止の緩衝材にくるまれたボックスが入ってました。

 

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あれ、キャリアベースはどこだ?って思ったら、ボックスの中にキャリアベースや取説が入ってました。

 

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試しにツアークロスを入れてみるとちゃんと入る。

事前情報通り。

 

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キャリアを取り付けてからだとベースを取り付けるのが大変そうなので、先にキャリアにボックスのキャリアベースを取り付ける。

 

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ベースの穴とキャリアの形、下からキャリアを挟み込む波型プレートの形が微妙で、バランスよく配置できない。

あんまり固定がしっかりしてなかったら波型プレートのいらない側はサンダーで切り落とそう。

 

前後方向もどれくらいが適当かわかんらないけど、後ろにキャリアがはみ出して見えないくらいにしておけばいいかな?

 

上から見るとこんな感じ。

 

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アルファスリーのスポーツキャリアの場合は、上面側のワッシャーとなるスクエアプレートは長穴が横を向くようにすると位置が合わせやすかったです。

 

で、いよいよキャリアの取り付け。

傷防止のためにウエスを間に挟んでいます。

 

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仮組してウエスを引き抜こうとしたらウエスが抜けない。

どうもベースを取り付けたボルトが長すぎてシートカウルに当たっているみたい。

  

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だめだこりゃ。

ガタを上に寄せれば1~2mmくらいのクリアランスは取れるけど、荷重が掛かったらそのままシートカウルに当たりそう。

 

急遽短いボルトを捜索。

GIVIのボルトと同様のソケットボルトはあったけど、座面が少し小さい。

スクエアプレートは長穴で位置調整するので既に座面積が少ないので、ワッシャーを追加して対応。

 

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今度はバッチリ。

 

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キャリアをキャリアベースに締め付けるボルトは前側はキャリアに付属していたボルトを使いましたが、後ろ側は純正のグラブバーを締め付けていたボルトを使用。

それでも長すぎたのでワッシャーを挟んで長さ調整しました。

WEBIKEさんのインプレで底つきしたボルトを締めちゃってボルトを折って大変な目に会った方がいましたが、付属のボルトの使用は要注意のようです。

 

ベースのめねじは貫通で切られているっぽいんですけどね。

溶接でねじ山が歪んでいるのかもしれません。

 

キャリアベースに蓋を締め付けて、キャリアの取り付けは終了。

 

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あとはさくさくとカバー類を戻していくだけと思ったら、意外とヒートガードが締め付け辛くって、何度も締めて緩めてしていたらボルトの頭が傷だらけになってしまいました。

やっぱこういうところを締めるねじは十字穴じゃない方がいいな~。

何度も外すものじゃないからいいのかもしれないけど。

 

結局灼熱の中で作業は2時間近くに及び、汗だくになってしまいました。

涼しい時期に落ち着いてやれば半分の時間でできそうではあります。

暑いだけで効率が落ちますね~。

 

で、試運転に出発!

 

人気の無いところでボックスを装着したセローを一回りぐるりと撮影。

 

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スタイルは悪くないですね。

やっぱり黒のスポーツキャリアがボックスのベースの黒とマッチしていい感じ。


ボックスを付けて走った捜査官としては、思ったよりも操安性に影響があるな~っていうのが率直な感想。

曲がる時のバランスが、後ろに誰か乗せてるみたいに鈍くなる。

軽快感があるセローの魅力が少し損なわれてしまいますね。

 

買い物には便利だけど、必要が無ければボックスは基本外して走る感じかな~。