こんにちは。じろぽんです。
先日林道オクシズツーに行った際、最後の最後で転倒してしまったので、今回はそのあ後始末。
優秀なSW-MOTECHのクラッシュバーと頑丈なF7の車体のお陰で、車体の被害は極小だったのですが、クラッシュバーは転倒の衝撃でこんな感じ。
左に倒したのでガッツリとカウル側に寄ってしまい、高速走行の振動も相まって塗装が粉吹いてる。とほほ・・・。
ちなみに右側はこんな感じで、左が寄った分離れている。
左右のクラッシュバーはラジエター下のバーで繋がって強度持たせてますからね~。
そうなりますよね。
表面のガリ傷はこんな感じ。
舗装路だったので、ダートで転んだときのようなえくぼ状の傷ではなく、浅く広く綺麗に削れてる。
それ以外ではセンタースタンドに傷ですが、微妙に変形もしたのか、センタースタンドを掛けるとガタつきが出るようになりました。
今のところ実用上は問題は無いからいいんですけどね。
後はピリオンステップがいつものように傷付きましたが、これまた機能上は問題無し。
以上!
ほんと、SW-MOTECHのクラッシュバー優秀。
F700GSやF800GS乗るならMUSTアイテムですね。
とはいえ、流石にカウルに当たったままだと次に転んだらカウルが割れかねないので少し修正なくては!
買い替えしなくて済めばいいな~と祈りつつ、まずは解体して締め付けで調整出来ないか試してみる。
そうすると、左は5mmくらいはカウルから離れるようにはなりましたが、右は相変わらず20mmくらい離れている感じでアンバランス。
外してみると、締め付けのブラケット部はあまり変形はしていない感じ。
でも、パイプ部よりはこの辺が変形するのでは??
パイプが変形してるなら調整できるか、ガードを地面に置いて乗ってみる。
ビクともしない。
仮にパイプが変形しているんだとすると、人力で修正するのは無理そう。
仕方が無いので、締め付け部にワッシャーを入れて調整できないかやってみる。
しかしガードとカウルが近くなっている前側への効果は限定的で、建付けが悪くなる割には効果無し。
で、そうしたもんかな~ってクラッシュバーをぐにぐにいじっていたら、締め付けを上側だけにしての締め付けをを外したするとブラケット部が少したわむことを発見。
5mm厚の鉄板のブラケット部も締め付けを一か所にしててこの原理を使えば、変形させられるようです。(フレームなど車体へのダメージが少し心配だけど・・・)
ってことで、上側だけ締めて上側の締め付けブラケットを修正し、次に上側は外して下側だけ締めて下側も調整。
これを左右それぞれにやって、カウルとの位置関係は割といい感じに対象になりました。
左と
右
まだちょっと右の方が隙間大きいけど、これくらいは我慢しよう。
最後に問題になったのが、左右のガードを繋ぐバー。
これも変形してしまっているようで、上手く締め付けの穴が合わない。
しかもこいつはエキパイが邪魔で、左右のガードのように締め付け箇所を減らして車体の力を借りて変形させることもできない。
しばし格闘したがどうにもならなかったので、車体締め付け部を少し緩めてガタを作り、先にガードの締結部を締め付け。
それからおもむろに車体の締め付け部をバランスよく交互に締め付け、これまた車体の剛性に頼ってガードを矯正。(車体の歪みが心配だな~)
最後に締め付けの長穴部に大きな隙間が出来てしまったので、長穴部に合うように適当にアルミ片を切り出して隙間を埋め。
軟らかいアルミなので気休めではありますが、ボルトのストッパーがいないとまた転んで入力があると、簡単に寄って変形しちゃいますからね。
最後に大径ワッシャーで締め付けて完成!
締め付けトルクははM8が23N・m、M10が46N・mで、手感だけで締めるより全然緩い感じ。
クラッシュバーを買った時はトルクレンチを持っておらず手勘だけで締めたので、きっと滅茶苦茶オーバートルクでしたね。
やっぱトルクレンチって大事。
試走しても特にひずみを感じるようなふらつきも無いので、取り敢えずこれでいいことにしよう。
台風が多くてなかなかいい日に恵まれませんが、冬が来る前にもう少し林道を走っておきたいですね。