こんにちは。じろぽんです。
もう梅雨が明けましたね。関東では観測史上最速の6月の梅雨明けだそうです。
もう早速熱波が容赦なし!!暑い~
そんな中暑さの真っ只中、かねてより計画していたF700GSのフロントフォークの標準車高化作業を実施致しました!!!
作業自体はそれほど難しくないのですが、暑さも相まってフロントフォークを外すのはなかなかに面倒で大変でした。(でも前回のフォークオイル交換も夏だったかも。ちゃんと考えて時期を選ぼう・・・)
まずはささっとフロントフォークの取り外し!の前に・・・
問題のフォークボトムのボルト頭を確認。
8mmの六角レンチでOK。ヘックスボルトじゃないんですね。
ZZR250はこのボルトヘッドまでが遠いのでディープヘッドの六角を使う必要があるので、F7だとディープヘックスで買いに走るようかと思ってドキドキしちゃいました。
ちゃんと事前に確認しておかないと!
おもむろに回してみるとZZR250と違って簡単に回ります。
おっ脱着楽かも?と期待が膨らみます。
続いてフロントを持ち上げるためにフェンダーやらスタビライザーやらステアリングヘッドの泥除け?やら外して行きます。
これが面倒なんですよね~。
毎回この泥除け?を裏表組み間違える学習しない人間。
はい、今回も間違えましたよ。
フロントスタンドはアストロ製で万全。
今回はフロントが足長になってセンタースタンドが亀の子にならないようにちょっと小細工。
うちのF7のセンタースタンドはローダウン用なので長さが足らなくなるかもなので、念のため板を挟んで底上げ。
それからブレーキ外して、フロントタイヤを外してようやくフロントフォークを外す。
ふ~これだけでも汗だく。
で、オイルを抜こうとトッププラグを外そうとするもクリップになっているピンが外れない・・・。
コツを忘れてしまった・・・
四苦八苦してようやくトッププラグの取り外しに成功!
垂れる汗が半端ない。
気を付けないとオイルに混入してしまう・・・
ようやくオイルを抜いてダンパーパイプを引き抜き。
オイルはシャバダバ(シャバシャバしたオイルがダバダバ出てきた)でした。
う~ん、1年前に換えたんだけど劣化が激しいような・・・。
ちなみにダンパーパイプはボルトを外したら簡単に上側から抜くことができました。
ダンパーパイプを新旧比較。
左のスプリングが付いている方がローダウン用、右が今回仕入れた標準車高用。
長さが30mmくらい違います。
ピストンリングの樹脂は新品を用意してありましたがスプリングは使いまわし予定なのでスプリングを外します。
このスプリングがなかなか曲者。上側になる方の内径が微妙にダンパーパイプの外径よりも小さいので、脱着の時にダンパーパイプにガッツリと筋傷が出来ます。
それはもう削りかすが出るレベル。
ダンパーパイプの上側に保持したいからなのでしょうが、削りかすがオイルに混入したら不味かろうってもんでちょっと考えて欲しいですね。
ガリガリ傷を付けながらようやくスプリングを移植して組み立て。
フォークオイルのメーカー推奨は7.5Gですが、今回は面倒だったのでガレージ在庫で持っていた10Gだけで対応。
前回はちょっとふわふわだったしお試し対応。
頻繁に交換したくないけど・・・
前回のフォークオイル交換時に油面調整したら抜きすぎた疑惑もあったので、今回は注入量管理で550ccで管理。
ダンパーロッドも抜いたのでほぼ全抜きですよね??
それからえっちらおっちら組み立て。
組み立ては特に問題も無く(一部の組み間違いはありましたが)、ダンパーロッドの締め付けも特に特殊工具を使うことも無く規定トルク38Nmで締め付けて完成!!
ででん!
ちょっぴりフロントフォークのインナーチューブの露出が増えて足長になっているのがおわかりいただけるでしょうか?
1年越しでようやく標準車高化を果たしました。
一方で幾つか問題点が発覚しましたが、それはまた次回ってことで!
今日はこれにて終了!