F700GS-林道&整備記録

F700GSで林道を楽しむために日々努力するライダーの記録

F700GSのしゃっくり  ~その2~

こんにちは。じろぽんです。

 

突然不調のF7。

 

 

jiropon.hatenablog.com

 

 

まずはF700GS、F800GS、しゃっくり、セイフティバルブなど組み合わせてネット情報を検索。

するとセイフティバルブをエアで吹いて詰まりを解消して治ったという記事を発見。

 

まずはやはりセイフティバルブから調べてみますか。

ってことで、カウルの後ろ回りを分解。

考えてみれば後ろ回りバラすの初めてだな。

バラ仕方がよくワカラン。

リペアマニュアルを立ち上げれば書いてあるんでしょうが、パソコンを立ち上げるのが面倒くさい。

少しずつカウルのねじを外しながら、部品の可動代を確認しながら手探りでバラすと、簡単に外せました。

 

給油口の後ろにあるのがセイフティバルブで、そこからホースが伸びている。

 

 

まずはホースの詰まり確認をしてみましょうかね。

まずは手前のホースから順々に外して、空気入れで詰まりのチェック。

金属のジョイント部でホースを外すと白い粉が結構出てきました。

これが詰まりの原因かな?

 

 

空気入れをコシュコシュやると圧が上がっていく。

お~!詰まっている!と思ったら、金属のジョイントはワンウェイバルブみたいでした。

外気側からタンク側に入るワンウェイ。

 

 

これは空気が抜けない訳ですよね~。

 

で、金属のジョイントを外して、そこから大気側に繋がるホースに空気入れで空気を送ってあげると、特に詰まっているというようなこともなくツーツー。

このワンウェイの交換をディーラーでおススメされたという方もネットで見かけました。(ワンウェイとは書いてなかったけど)

値段を調べると400円ちょっとくらいでした。

 

タンク側から加圧

 

大気側はテールランプの前を回って左側のサイドスタンド付近。

 

 

ホースがOKなので、次にワンウェイバルブを確認。

口で吹いてみると、通気側はちゃんと通っている。(さっきの逆加圧で詰まりが飛んだかもだけど)

 

セイフティバルブも外してみる。

タンクに樹脂用タッピングで締め付けされているので、何度も組みバラシしたくない感じ。

ちなみにこのセイフティバルブは7600円くらいのようでした。

 

 

仕組みが良く分からないのでホース側から空気を送ってみると、どうもこの重りみたいのが真っすぐになっていると通気して、カクっと曲がっていると通気しないみたい。

 

直立しているときは通気するけど、転倒したときは通気しないようにしているのかな?

 

通気する状態

 

通気しない状態。写真で見て左右どちら側にもカクっと曲がりますが、どちらでも通気しなくなります。

 

 

写真だと見にくいですが、重りが振れると重りと連動しているシャフトが動いているみたい。

キャブのニードルみたいに穴を開けたり閉めたりするのかな?

 

 

取り付け部のタンクをのぞき込むとこんな感じ。

 

 

ほぼガソリン満タンですが、セイフティバルブの重りのようなものはガソリンに浸るほどではないです。

この重りが重力方向に荷重を発揮しているときは通気するんだから、やっぱり転倒時の遮断用なんだよな~。

 

ワンウェイバルブから粉が出てきた以外は特に詰まっているというようなことも無く(気付かないうちに解消させたのかもしれませんが)、一通り通気することが分かったので、多分これで大丈夫なのではなかろうか?

 

雨が降ってきてしまったので確認はできませんでしたが、今度また100kmくらい走って燃料が少なくなった時に再発するか確認してみたいと思います。

連休間近ですが、不調を抱えては遠出は少し厳しいかな・・・。

山の中でこの症状になったら帰ってこれないこと間違い無し。