こんにちは。じろぽんです。
今年の春先、セローのバッテリーが弱っているっぽかったので慌ててバッテリーを注文したのですが、グリップヒーターを使わない夏場はバッテリーがなんともなかったので未だに交換しておりませんでした。
で、リチウムだから暫く放置しても大丈夫でしょ?って机の上に放置していたところ、奥さんがエアコンの掃除をしているときに掃除機をバッテリーに引っかけて落としたとの衝撃の告白・・。
軽いからバッテリーだとは思わなかったとのこと・・。軽さがこんな形で仇になるとは!
リチウムバッテリーって衝撃ヤバいんじゃないのかな~とは思いつつ、幸いまだ箱に入れたままだったのと、落ちた側が隙間埋め用のクッション材が入っている側だったことを考慮すれば、オフで転べば同じくらいの衝撃じゃね?と自分に言い聞かせる。
念のため一か月ほどは膨れたりしないか確認しましたけど、一か月待ってもバッテリーのケースに特に問題は出てこないし、残量表示のインジケーター表示も容量MAXのままなので問題なしとしよう。
そろそろグリップヒーターも使うし、さすがに半年放置もどうなのかっていうのもあるので、本日装着の儀!
まずは古いバッテリーの取り外し・・・。
サイドカバーを外すと作業する気の無くなる惨劇ともいえる景色。
ETCやグリップヒーターの配線が行く手を阻み、バッテリーにアクセスするのにどんだけ大変なの?
しばし途方に暮れてから気を取り直して外しにかかるも、立ちはだかるヒューズケース。
ヤマハの設計者絶対整備すること考えていないでしょ?もう少し外しやすい工夫をしろよ!
結局バッテリーケースについているヒューズケースも含め二つとも力技!!
何度もバラすとヒューズケースの爪が無くなるな。
やれやれ、やっと外れたと思ったら、バッテリーの後ろ近くの横側にバッテリーケースがあってバッテリーを取り出せないじゃん??
これはどうすればいいのかな?ってサービスマニュアルを見ても説明書きはターミナルを外して、バッテリーを取り外しますの記述だけ。
よくよく見るとバッテリーの前方側にある部品がなんとなく外せそうなので、これを外して、バッテリーを前側にスライドさせて引っかかっている部分を回避するのかな?
バッテリーのターミナルを外してごそごそやると読み通りバッテリーが外せました。
これくらいサービスマニュアルに書いておけよ!どんだけ不親切なの?
ヤマハって設計オカシイし、特にサービスマニュアルが他社に比べて不親切だと思うのは私だけでしょうか?(設計のオカシさならスズキも似たようなもんという気はする)
引っかかる色々なコードを断線させそうになりながらもようやくバッテリーを分離。
ふ~。
で、新旧バッテリーの比較。
幅は
ほぼ一緒(微妙にタフスターの方が小さい)で、高さはタフスターの方が15mmくらい低い。
厚みはタフスターが10mm程度小さい感じ。
隙間分は付属のウレタン?クッションで補完。
高さは3枚貼りで同等。
厚さは2枚貼りで同等。付属のクッション材をフルに使い切りました。
で、再度ハーネスと格闘して組付け。
ふ~、予想以上に疲れた。寒い中日没に追われて作業すると疲れますね。
始動チェックも一発始動でOK。
グリップヒーター作動も問題無し。
走り出してみるとやっぱり心持ち車体が軽い感じ。
走りが大きくどうこう変わるほどではないですが、引き起こしや押しまわりはきっと軽くて体力温存になるはず。人間の体力劣化の方が早い気もしますが・・・。
今年は寒くて12月なのにハンドルカバーとグリップヒーターつけて丁度いいくらい。
試走もギリギリ日没に間に合って良かった良かった。